街角の標識や掲示を見ながら英語を勉強する。

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学生たちに実践的な語学の勉強法として街角の掲示を観察する方法を勧めたい。私は外国へ行くと、特に英語圏では、積極的に標識や掲示を見て、写真に収める。そのあとから、写真を見ていろいろと考える。そして、その国の言語や文化について学ぶことが多いのである。

よく、外国の言語文化を授業で説明するときは、掲示・標識をパワーポイントで示しながら説明をする。画像の文字を手掛かりにいろいろと話を進展させることができる。

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この掲示は、オーストラリアの町ブリスベーンで撮った写真である。学生には、CENTRE というスペルと Ground Floor という表現に注目させる。学生たちは普通はアメリカ式のCenter, First Floorという表現に慣れている。中学や高校では、主にアメリカ英語を教えるのであり、イギリス英語は混乱するからという理由で積極的に教えることはない。しかし、ある程度はイギリス英語の存在を意識させることは望ましい。

学生にはこれらのイギリス英語から、オーストラリアがかってはイギリスの植民地であり、その歴史からイギリス英語を使っていることを教えるといいだろう。そして、近隣のニュージーランドやシンガポール、マレーシア、インドなどもイギリスの植民地であった経緯からイギリス英語が使われていることを述べるといいだろう。かっての大英帝国の栄光や海を渡って探検したクック船長の話をすることで、世界史の興味へもつながってくる。

さて、掲示は医院の案内板である。これらを利用して医学英語を教えることができる。X-ray X線、Centre センター、Ultrasound 超音波、Cardiac 心臓の、physiotherapy 理学療法、psychologist 心理学者、Dietitian 栄養士、Mole ほくろ、などの単語を一挙に教えることができる。

なお、Manor は「大邸宅」という意味だが、ここでは、固有名詞として使われているようだ。この次の画像は accommodation (宿泊)という単語を覚えるのにいい。accommodation と連想が付きやすい hotel, apartment などと並んでいるので、自然と意味が分かるようになっている。そして、overnight, weekly, monthly などの語ともすんなりと結びつく。

実物を見せることが語学教育にいいと言われているが、とりわけ、有益な掲示・標識を選んで学習者に提示することで、臨場感が高まって、語学習得の効率化が上がると思われる。

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