所属する学会とその活動

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管理人が関心を持ち有益な発表が多い学会や研究会を紹介します。

日本「アジア英語」学会
日本アジア英語学会 この学会は、アジア各地にある英語を研究しています。アジアの英語の研究と聞くと少しとまどう人がいるかもしれません。現在では英語は英米だけではなくて、世界の各地で英語が使われています。アジアでも、人々の共通語として英語が広く使われています。アジアの共通語としての英語の実態を調査研究することを目的としています。

JACET言語政策研究会
この研究会では、数年来、諸外国の言語政策を研究してきました。とりわけ、英語圏での語学教育の実態調査を中心に研究を進めてきました。最近は、日本における各自治体の言語サービスの実情調査、アジア諸国の言語事情や言語教育の実態調査をおこない、さまざまな視点からの研究をおこなっています。この研究会では、これらの研究を踏まえて、日本における英語教育のあり方、さらには、語学教育全般に関して、有意義な提言ができるようにと考えております。

JACET言語アセスメント研究会
言語アセスメントとは、ヨーロッパで注目されている「言語監査」の方法論を発展させたものであり、社会の言語ニーズにより適合した言語環境や言語対応策を提案しようとする社会言語学的活動です。言語監査が生まれた背景、言語監査の方法論、言語監査と言語アセスメントの相違点などを取り上げるとともに、大学英語教育において、言語アセスメントの視点がどのような教育的意義をもちうるか、適用事例などを挙げつつ、その可能性を探っています。

JACET海外の外国語教育研究会
EUの外国語教育政策―日本の外国語教育の再構築に向けて―EU27カ国の外国語教育政策や動向、実態について調査研究を行い外国語教育の諸課題について明らかするとともに、我が国の外国語教育の在り方について問い直すことを目標をとしています。最近は、小学校の英語教育について、ヨーロッパ諸国の事例をも参照しながら、その行方を考えています。

日本言語政策学会
日本において英語教育、日本語教育、国語教育、英語以外の外国語教育などがバラバラに互いの連携もなく、実行されているような気がします。それらは言語政策として総合的に、一貫した理念のもとに、実行されるべきと思われます。この学会では、その方向性が探られています。

英語教育総合学会
大阪大学の成田一名誉教授が中心となって、英語教育を総合的に考える学会ができあがりました。今まで、断片的に考えられることが多かった、日本の「英語教育」に対して、それこそ総合的にあらゆる観点から検討していくことを目的としています。

NPO 言語研究アソシエーション
趣旨
今日では、計算機と通信技術との発展普及により、多量の言語データを扱うことができるようになりました。言語データから規則性を発見する、言語理論の検証事例として言語データを取り扱う、こうしたことをなしうる研究環境が 整ってきました。研究主体の側から言えば、言語の科学を確立していく学際的連携が求められています。これら研究分野には、いまだ解決を見ない領域が多く、技術開発も過去の水準を大きく超えてはいません。超え出るには、言語関連の研究者の連携を強め学際的学術研究を深めることが欠かせません。

大学や研究機関の研究者が退職してしまうと、その研究が継続されず成果が次世代に受け継がれない、こういう事態は大きな社会的損失です。言語研究には、長年の研究経験と広い知識とが有効であり、したがって研究者が退職後も研究を継続できる組織がぜひとも必要です。今日の長寿社会では退職後の長期の研究が可能であり、非営利での研究開発を活発にすることは、有意義だと考えられます。

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