自己紹介

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名前は「
河原俊昭」です。姓の呼び方は「かわはら」です。故郷の村では、「かわら」と呼ばれていました。しかし、父親の仕事で関東地方に移転したら、そこでは人々から「かわはら」と呼ばれることが多くなりました。それで、その呼び方を正式な呼ぶ方にしました。ですが、どちらで呼んでいただいても大丈夫です。

専門分野は、言語政策、英語教育、アジアの英語です。しかし、興味が拡散する傾向にあり、自分は何が専門であるか分からなくなりました。でもそれでいいのだ、これからは、広く浅く勉強していくのだ、と考えています。

現在は、2016年4月より岐阜女子大学に特任教授として働いています。英語科教育法、ツーリズムイングリッシュ、英語の構造などの授業を担当しています。学生さんたちは一生懸命勉強してくれるので、教えがいがあります。

略歴は、東京大学文学部、金沢大学教育学研究科(修士)、金沢大学社会環境科学研究科博士課程修了(社会環境科学博士)。職歴は、金沢星稜大学、京都光華女子大学を経て、現在は岐阜女子大学に勤務しています。

関心を持っていることは、たくさんあります。今まで勉強してきたことは、アジアの国々で話されている英語、世界各国の言語政策、日本に住む外国人への言語サービス、異文化コミュニケーション、観光業の振興、老人問題などです。

異なる文化を持つ人々どうしのコミュニケーションはどうあるべきか、ということに関心があります。国際共通語として、エスペラント、英語、フランス語、スペイン語などが候補にあげられるでしょう。アジアに限って言えば、中国語やマレー語、さらには日本語も地域共通語になる可能性があります。 そんなことから、全世界的な規模での言語政策が必要かと考えます。

国際共通語は何語になるのか。英語がその有力な候補者であれば、英米人の話すような英語であろうか、それとも別の形態の英語であろうか。少なくとも、各国の教育関係者の間での共通理解が必要であると考えます。

国際語としての英語の普及が著しいので、今や世界中は英語だけの世界になるのではと予想する人もいます。しかし、世界には様々な言語が存在する状況、多言語世界が望ましいでしょう。現在の多言語社会を壊さないようにしながら、世界の人々がコミュニケーションできるツールを何か確保することが望まれます。

インターネット時代のコミュニケーションにも関心を持っています。この分野は変化が早くて、将来の予想が難しいものです。電子メール、ホームページなど、つい30年前には想像もつかなかったことです。

今日はラインを使って学生たちとコミュニケーションをしました。ラインは現在では一番使われているツールのようです。明日はどのようなコミュニケーション媒体が生まれていることでしょうか。

現在、電子メディアで使われている言語は英語が主流ですが、世界の様々な人々がこのサイバースペースに参加してくるにつれて、使用言語はどうなるでしょうか。自分は日本語でブログを書いてもあんまり反応はないのですが、英語で簡単なブログを書いたら、次の日には早速フォローが入ったことがあり驚きました。英語での発信は読者の数が膨大なので、それだけレスポンスもいいようです。 ネット時代のコミュニケーションのあり方は、おそらく、英語を主として、数々の言語が混じった一種の混成語ができあがってゆくと想像します。

自分がブログで様々な発信をするようになり、いろいろと学ぶことが多くなりました。とにかく、この分野は毎日新しいことが起こり興味深くて、目が離せません。WordPress でブログを発信しています。徐々にこのWordPress というブログソフトウエアにも関心も持つようになりました。ある程度CSSなどの知識をつけて、自分で手直しができるようになりたいと考えています。

高齢化社会のあり方にも関心を持つようになりました。母親の介護を切っ掛けとして、いままで疎かった老人問題にも関心が深まりました。自分自身の問題とも関係するのですが、高齢者がどのようにすれば充実した生活を送ることができるのか、寝たきりの高齢者に取っての生き甲斐とは何か、認知症の人とのコミュニケーションはどうするのか、それはそもそもコミュニケーションと言えるものはあるのか、などの点に関心があります。これらからの時代は、「高齢者の言語」学が必要と考えています。 また外国人の高齢者が異国の地でどのような思いをいだいているのか。日本の文化に溶け込めず、しかし母国には自分の帰る場所はない、そんな外国人の高齢者の実態はどうなっているのか。その人たちへのサポートがどうすれば可能か考えてみたいと思います。

自分のこれからの決意を述べたいと思います。できるだけ、直接に、事物を見て、人の話を聞いて、見聞を広めたいと考えています。つまり、いろいろな研究会などに顔をだして、最新の情報、新しい見方を得ようとしています。そして、それらをブログという形で発信していきたいと思います。

若い頃のように無茶はできませんが、ゆっくりと静かに行動し考えていきたいと思います。 この21世紀という刺激に満ちた時代に生きていることを感謝しております。そんなわけで、自分の関心に共通するキーワードは「言語」であり、それについて語っていきたい。そして21世紀に生きる私たちのありかたについても語っていきたい、と考えて「言語21世紀塾」を立ち上げたのです。

 

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自己紹介」への3件のフィードバック

  1. 『マレーシアの言語政策、マレーシアの戦後』は、すばらしくよく調べられていると思いました。とても勉強になり、ありがとうございました。

  2. 中学時代にエスペラント語に興味があったようでしたね。小さい時の思いって、持ち続けるって、すごいですね、

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