2015-04-25
『若い二人の心斎橋』をYouTubeで聞き、懐かしくなって心斎橋を探した話を23日のブログに投稿した。大阪のご当地ソングで自分の気に好きな曲をいくつかYouTubeで聞いてみた。都はるみの『ふたりの大阪』を聞いてみる。「頬寄せ合ってあなたと踊る、新地のクラブ」とある。新地とはどこにあるのか、大阪なのだろうが、ここも訪問したいと自分の手帳に記入しておく。ただ、夜に訪問するだけの資力はないので、多分、昼間に訪問して、その一帯の写真を撮るだけになるだろう。
『浪花恋しぐれ』は「芸のためなら女房も泣かす、雨の横丁、法善寺」という歌詞で始まる。この法善寺も面白そうなので、訪問予定先として手帳に記しておく。この曲の由来をネットで調べると、戦前の上方落語界に桂春団治という落語家がいて、彼と支えた妻、お浜との夫婦愛を歌った曲だという。
Wikipedia で桂春団治という落語家の一生を調べると爆笑もので、たいへん面白い。なお、この人の無頼ともいうべき生き方はのちの芸人、藤山寛美や横山やすしなどの生き様にも影響を与えたとのこと、なるほど、桂春団治の生き方は大阪の芸人の伝統にもなったようだ。なお、春団治は大阪中央区の高津宮の近くで誕生とあるので、高津宮もいつかは訪問してみたい。
ところで、自分はなぜか『チャンチキおけさ』を大阪の歌と信じ込んでいた。YouTube で改めて聴き直すと、これは越後の歌であることを発見する。なぜ、大阪の歌と信じていたのか、うーん、わからない。しかし、YouTubeで見る三波春夫の顔は若々しいので懐かしく感じる。とにかく、YouTube は便利である。曲名さえ知っていたら、世界中のほとんどの曲が聴ける。こんなものが発明されるとは自分が中学生のころはとうてい信じられなかった。