科研成果報告書

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2015-05-17

今日はとある研究会に参加して発表を聴く予定をしていたが、風邪と花粉症で体調が良くないので、欠席をする。体調がすぐれない時は、おとなしく家でじっとしていることがいいだろう。

ところで、自分はある科研のメンバーに参加していたが、その研究成果報告書が出来上がったので、紹介したい。「日本におけるマイノリティー言語に関する実態調査と言語支援開発」という研究で、平成23年度科学研究費補助金(基盤研究C、課題番号23520706)を受けて進められた研究である。研究自体は昨年度に終了していたが、成果報告をどのようにまとめるかで、いろいろと意見調整を行い、ようやく刊行されたのである。

研究代表者は斉藤先生、分担者として高垣先生、木村先生、Wright先生、そして河原である。日本に定住する言語マイノリティーの実態を調べて、言語サポートして何が可能かを探るという内容であった。アンケートをしたり、外国にも行ったりと大忙しであったが、なんとか報告書が刊行されることになり、取りまとめをされた代表者の斉藤先生にはお礼を述べたいと思う。私は「外国人高齢者に対する言語サービス」という報告書を執筆させてもらった。これは自分が母親の介護をこの数年してきたことで、色々知り得たことなども情報として使った。この分野の研究はあまりないようなので、自分は、今後もう少し考察を深めたいと考えている。

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