2015-06-15
今日は「国際交流の理解」の授業の第9回目であった。今日は4組の人々が発表してくれた。はじめは、Tさんの「海外のお菓子、スイーツ」であった。私自身はスイーツのことは詳しくないのだが、ミスタードーナツでよく注文するチュロスがスペインのお菓子であること、スコーンはイギリス、バウムクーヘンはドイツのお菓子であることが分かって有意義な情報を得たと思う。例によって、数名の人のコメントを記す。
- フルーツ大福がとても美味しそう。フランス菓子(エクレア、マカロン)、イタリア菓子(ティラミス)、ドイツ(バウムクーヘン)などは自分でも知っていたが、他にもオーストリアでは4時がおやつであったり、イギリスの2時から5時のアフタヌーンティーなど、名前も知らないお菓子があったりとしていて、日本にも多く売っているそうなので、食べてみたいと思いました。
- ティラミスの意味「私を元気づけて」というのがあることを初めて知った。ドイツのバームクーヘンは日本に大正初期に入ってきたようで、その時の日本人の反応が気になった。スペインでは、朝食にチュロスを食べるというのがオシャレだと思った。海外のお菓子は、行事や祝福なののが多くて、一つ一つに花言葉のような意味があった。
次はSさんによる「ほんまでっか、世界のマナー」であった。これはタイトルの付け方に工夫が見られて面白かった。世界の意外なマナーをいろいろと教えてくれた。中国では、ゲップが下品なこととは見なされてないで、美味しかったというサインを示すことであるとの事を教えてもらった。ところが、実は中国人留学生が聴衆の中にいて、この風習は、中国では、廃れたと
言っていた。中国の若い人の間ではもうこの風習はないのかも知れない。他の学生からのコメントをいくつか紹介する。
- パワポの使い方が上手だった。見ていて楽しかった。外国のマナーをきちんと学習してから行かないと大変なことになるなと思いました。
- スライドがすごい。知らないマナーばっかりでした。聞いていて楽しかったです。
- マナーの情報はあまり知らなかったので、面白いと思いました。そしてパワーポイントのデザインもいいと思いました。みんなの関心を引きつけていたと思います。
三番目はHさんによる「日本と韓国の文化の違い」であった。このクラスではよく韓国の文化に関して発表する人が多い。これは隣国の文化が韓流ブームなどによって日本に入ってきているので関心を持つ人が多いようだ。隣国でも日本とはいろいろと文化の違いがあることが分かって興味深い発表であった。聴衆からのコメントは以下のようである。
- 韓国では若い人たちにセルカ(自分撮り)が流行っているのは知っていたが、電車の中や人が多くいる場でも自撮りをするということに驚きました。トマトが野菜ではなくて、フルーツとして扱われていると聞いて食べたいと思いました。
- 犬食文化があって、少し衝撃を受けました。日本人にとって犬はペットとして家族のように大切にしていますが、食べるという習慣はないので理解できないです。
- 鍋や鉄板まで出前してくれて、ファーストフード店ではおかわり自由など初めて知りました。異文化を知ることで日本がいかにお風呂好きか再確認しました。
最後はOさんとKさんによる「世界一物価が高い国、スイス」という発表であった。スイスは日本よりも給料水準が高いそうであるが、物価もそれに比例して高いそうである。給料水準が高くて、物価が安い国があればそこに行ってみたいのだが、そんなうまい話はないようである。観客の学生のコメントは以下のようである。
- 二人でプレゼンしていたので、スライドのチェンジが難しそうでした。字も小さくて見づら
かったです。クイズは全員が参加できて興味もわきました。
- マクドでの自給が2000円!?働きたい!
- スイスの物価が高いけど人々の幸福感も高いです。物価水準世界No.1,公民の幸福感もNo.1, とても羨ましいです。
4組の人の発表で時間がめいっぱいであり、最後の組の人は質疑応答の時間が足りなくなったほどであった。来週もいろいろな国の発表が聞けることを楽しみにしている。