大阪大学での「教員のための英語リフレッシュ講座」

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2014-08-07

昨日は大阪大学の豊中キャンパスで行われている大学院言語文化研究科公開講座「教員のための英語リフレッシュ講座」で講義をしてきた。私の講義タイトルは「アジアとEUの英語教育に学ぶ」であった。およそ40名ほどの人が、主として高校中学の英語の先生方が聴衆であった。

今回は視点を「英語の授業を英語で行う」ことに絞って話した。フィリピンでは理系科目は英語で授業をしているが文系科目はフィリピノ語で授業をしていること、マレーシアでは最近6年間ほど理系科目を英語で教えることが実験的に行われたこと、シンガポールでは全科目が英語で教えられていること、EUでもCLILが盛んであることを述べた。そして、アジアの国々で英語を授業言語としている国では独創性が生まれにくいように思われる、と述べた。この点に関しては聴衆の方から質問が出た。「クリエティビティ(独創性)が生まれにくいと言うがそれは本当に英語で授業をしているからそうなのか」「それらの国でも実は何か独創的な文化は生まれつつあるのではないか」などの質問であった。

独創性に関する質問は、実は自分の理論構築の上でも弱い部分を突いているので少々冷や汗がでた。やはり、母語ならばいくらでも自分の独創性や想像力は伸ばすことはできるが、借り物の言語(英語)は情報の収集には便利かもしれないが、基盤にして自分を伸ばしていくのは母語しかあり得ない、という答えしかないであろう。

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