2015-06-30
「契約更新のお知らせ」が不動産会社から送られてきた。文面は「日ごろは当マンションをご使用いただき、また管理にご協力くださりありがとうございます。さて、上記物件における貴殿との賃貸借契約が平成27年8月22日を以って満了いたします。引き続き更新を希望される方につきましては、下の①〜⑥の要領で更新手続きをお済ませください。」とあって、アパートの賃貸借契約更新約定書が同封されていた。
そうか、更新手続きの年なのだ。これと合わせて、入居者保障制度にも継続加入すること、賃貸保証委託契約をしている場合は、こちらも更新するようにとの通知もあった。トータルでいくらぐらいなのか、とにかくこの更新料なるシステムは京都と首都圏だけの特有のものらしい。
実は、裁判で不当だと訴える人がいて、次のような記事をネットで見つけた。「2009年7月23日、京都地裁において、賃貸マンションの更新料が「無効」であるとの判決が下されたのをはじめ、同年8月27日の大阪高裁、同年9月25日の京都地裁でも、「無効」の判決が言い渡されました。」
この更新料というシステムは実際の家賃を分かりにくくしているのである。安いと思って契約しても、更新料を二年後に払うとなると、予算計画が狂ってしまう。最初から、その金額を分割して毎月の家賃に加算しておいてくれた方が分かりやすい。低い家賃を提示して、それに引き寄せられて顧客が来るようにするのは姑息なやり方である。
と、いろいろブツブツ言うが、とにかく支払うことにする。連帯保証人の印鑑証明が必要とのこと、妹に連絡して送ってもらわなければならない。また、長男の留学の時期が迫っていて、そちらも金が必要だ。上手に、やりくりして、なんとか生きていかなければならない。
ところで、窓から見える夜景が以下のような風景だといいな、と自分の願望を込めて写真を貼る。
