手帳がなくなった(泣)

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2015-07-04

手帳がなくなった。今日も研究室の中を色々と探したが見つからない。本当に困った。大切なデータを書き込んである。銀行口座やクレジットカードの番号、パスワードなどである。手帳と一緒に住所録もなくなった。学校で落し物が集められているコーナーを見てみたが、自分の手帳が届けられている気配はない。

住所録もなくなり困ってしまった。自分の手帳は能率手帳で住所録は毎年差し替えができる。この10年ほど知り合った人の電話番号や住所はそれに書いてある。他の書類には書いてない住所も結構ある。それらの人とは、もう、こちらからはコンタクトできなくなったのか。

手帳にプライベートなことは書いてないと思う。人の悪口は書いてないし、誰かを恋しいなどとも書いてない。しかし、自分の手帳を誰かが拾って読んでいる人がいるかもしれないと思うと気味が悪い。

なぜか中学時代のあることを突然思い出した。自分が放課後の掃除で、机の上を拭いていたら、ある女生徒の机の上に「日記」と書いてあるノートが置いてあった。何気なく、開けてみると、その女生徒のクラスメートの男の子への思いが赤裸々に書いてあった。「えーつ」と驚いた声を出すと、掃除仲間たちが集まってきて、みんな驚いて読んでしまった。

その女生徒は地味な感じでクラスでもあまり目立つ生徒ではなかった。彼女が思いを寄せていたのはクラスの中で明るいスポーツマンである男子生徒であった。「隠していた思いが明るみに出た」事件になった。それはクラスの中で、かなり大きな事件になった。その後は、その二人は互いに気まずい状態になった。二人は互いに避けるようになり、互いの会話はなくなったようだ。

私自身は、担任の先生から呼ばれて、「人の日記だとわかった瞬間に読むのをストップするのが常識ではないか」と大いに叱られた。しかし、その女の子はなぜそんな日記をクラスに持ち込んできたのか、そして、それを自分の机の上に置いたのか。しかも、表紙に日記と明記していたのか、ミステリーである。

おそらく、年頃の女の子たちは自分の思いを互いに相談しあうのではないか。その一環として自分の日記を友人の女の子に見せて、アドバイスをし合っていたのではないか。読んだ友人が日記を返そうとその女の子の机の上に置いたのだろう。そうでもなければ日記などというプライベートなものを学校に持ち込むことはないはずだ。ところで、この事件は私にも影響を与えた。学んだことと言ったらいいのか。

  • 人の日記だと分かった瞬間にそれは読まない。(担任の先生のお叱りを素直に受け入れる)
  • 日記というものは付けるものではない。自分の本当の思いは誰にも言わずに心にしまっておくこと。書くとしても、万が一見つかったときに、万事休すとなるようなことは書かない。
  • 中学生の女の子は、同年代の男の子と比べて2歳から3歳は早熟であること。その日記を読んだ男子生徒たちは私も含めて、その女の子の真剣な思いが「えーつ?」であった。(その当時は現代のように恋愛に関する情報は溢れていなかった)
  • 地味でおとなしそうな女の子でも激しい思いを持っていること。

さて、その二人であるが、時々はその事件を思い出すのであろうか。もう半世紀ほど前の話であるので、笑い話となっているのかもしれない。私を叱った先生はおそらくもう他界しているのではないか。

いろいろなことがあったが、さて、私の手帳はどうなったのか。ある時に、ある場所でひょっこり見つかるといいのだが。他人の手に渡ってないことを切に願う。

写真素材 足成
写真素材 足成
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