家内の誕生日

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2015-07-09

今日は非常勤の仕事で大阪に行く日であった。朝が降っていたので、早めに出発する。昼飯は金龍ラーメンが食べたくなったので、なんば駅でおりて近くの金龍ラーメンで食べる。私のお気に入りのお店があり、そこではご飯とキムチと小松菜が食べ放題である。600円のラーメンを注文する。ご飯にキムチと小松菜をたくさんよそって食べる。体が火照ってくる。そして、ラーメンが来る。これも美味しい。汁も美味しい。体に悪いので飲まないようにしたが、それでも半分ほど飲んでしまった。

ご飯お代わり自由の金龍ラーメン
ご飯お代わり自由の金龍ラーメン

非常勤先の学校で、学生たちにこのブログを紹介した。また、最近開設した英語のサイトも紹介した。学生たちはほとんどがスマホを持っているので、アドレスを教えると即座に私のブログは確認できたようだ。学生の英作文の間違いなどはネタにして、英語のサイト用の記事を書いている。であるので、学生にとっては、有益なサイトである(と一応、宣伝をしておく)。将来は文法や語彙の問題を網羅するサイトにしたいと考えている。

帰りの電車では、永井荷風の『断腸亭日常(下)』を読んでいた。今までは正岡子規の随筆を読んでいたが、今日は永井荷風の日記である。ちょうど戦時下の箇所を読んでいたが、つぐづく平和のありがたさを感じた。そりゃ、いろいろと不満はあるが、戦時下の息詰まるような生活とは比べ物にはならない。

永井荷風の偉大さは、戦前・戦中の強力なプロパガンダの中で、当時の日本の軍人政府の愚劣さを見抜いた点である。軍部に協力した文人が多い中で、彼だけは時代に流されなかった。自分ならば、あの新聞もラジオも雑誌も同じことを唱える時代の中で洗脳されずにいることはできなかったと思う。マスコミの統制がひかれている中で、本当の報道を見抜くことはできなかったろう。

そんな永井荷風の姿が日記を読むと見えてくる。私も気をつけなければと思う。

さて、今日は家内の誕生日であった。桂川イオンのレストランでささやかなお祝いをする。スパゲティのお店に行く。長いものは長い命を象徴するということで細長いパスタを注文する。子供達がこれから独立していくと家族4人での食事もだんだん稀になっていくだろう。このような瞬間瞬間を大切にしたいと思う。

 

 

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