Evernote と記録

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2014-09-19 母の病棟に週一の頻度で見舞いにいっている。先日、担当のお医者さんから次のように言われた。「近頃、誤嚥が多くなり、酸素の濃度が下がることが多くなってきた。管を入れて酸素を吸入したりして対応しているが、不測の事態が起こることもありうる」とのことであった。

母はコミュニケーションはある程度はできるので、まだまだ元気かと思っていたが、飲み込んだりする力(=筋力)がかなり衰えているようだ。 母の言葉を記録しておきたいと思い、母のかろうじて発する言葉をノートに記していたが、最近は Evernote を使って録音するようにした。

また Evernote には写真機能もあるので時々は母の顔を写真にとっている。それらを Evernote の「母」という分類項目に、病院からの連絡や領収書などと一緒に入れてある。時系列的に並べると母の病状の進展の具体が一目瞭然となる。

ところで、病室は意外といろいろな音に満ちている。4人部屋であるので、一人はいつも唸っていたり、ある人は童謡を歌っていたりする。看護師さんやヘルパーさんがきて患者たちに声掛けをしたり、見舞客の声がしたりと賑やかである。看護師さんに必要な能力がある。この病室の患者たちはある程度の認知症をかかえているので、患者の発する言葉を注意深く聞いて、その意味を解読する力が必要である。言葉の巧みな使い手であることはどの職業でも必要とされるようである。

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