皇室評論家

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2015-07-29

私の名前は「河原俊昭」であるが、むかし、「河原敏明」という人と間違えられたことがあった。この人は、皇室関係の本をたくさん出版して、皇室ジャーナリスト、あるいは皇室評論家として世に知られた人である。

むかし、20年ほど前であろうか、愛子さまが誕生されて、女系天皇を認めるべきか否かという議論が新聞なのを賑わした時期があった。ある日、職場に行くと、事務の人がアメリカの放送局CNNから先ほど自分宛に電話があったと言う。不在であると言ったら、後ほどまた電話をかけると伝言を残したと言う。えーつ?自分にはまったく分からなかった。???というところか。

ところで、のちほど私宛にメールが届いた。英文であるが、骨子は「Toshiaki Kawahara という人物を探していて、ようやく見つけた。あなたの皇室に関する本を読んだ。こんど女系天皇についてあなたの考えを知りたいので、CNNの生番組に出てインタビューに答えてくれないか」という内容であった。

ようやく、謎が解けた。自分の名前を英語式に綴ると、Toshiaki Kawahara となる。漢字は異なるが、ローマ字での表記が同じ人に有名な皇室評論家がいる。それで検索すると、Hirohito and His Times といった英文で書かれた皇室関係の本も出版している。CNNはその人と私を間違えたのである。

メールで、次のような内容で返信しておいた。「アルファベットでスペルすると同じ名前になる人がいるので、その人と間違えたと思われる。その人にコンタクトを取ってほしい。自分はその人の電話番号とかメールアドレスは知らない」

Wikipedia で「河原敏明」を調べると、1921年生まれでまだご健在のようだ。現在、93歳で4年前の89歳の時でも本を出している。89歳でも本が書ける若々しい頭脳の持ち主のようだ。

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