イオンでの雑感

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2015-07-31

今日は夕方、家内の買い物に付き合ってイオンモール桂川に行った。人数はそこそこの数か。開店した頃の人が殺到するという状態と比べれば、近頃は落ち着いてきたようだ。

今日は本屋さんに行ってみる。大垣書店である。広くてたくさんの本が並んでいる。正岡子規の随筆集がないか岩波文庫の棚を見る。数冊並んでいたが全部自分の持っている本ばかりである。続い

イオンの本屋
イオンの本屋

て、自然科学書のコーナーを見る。自分は長いこと、文系の本ばかり読んできたので、自然科学の本のコーナーを見ると新鮮な感じがする。退職したら今まで全然触れたことのない数学や物理の教科書を読んでみたい気がしている。

子供達は大学に合格したのち、たくさんの参考書を捨てた。それらの参考書のほとんどが最初の数ページだけ勉強してあって、あとはキレイな状態であった。その中で面白そうな参考書は自分が保管することにした。大学受験の参考書などはかなり程度が高くて、大人が読むだけの価値のある本も多い。将来、自分に時間の余裕の出た時に読んでみたいと考えている。

コミックのコーナーに行くと、ボーイズラブの本がたくさんあるので驚いた。本棚が一列ほど、15メートルほどボーイズラブのコミックが並んでいる。大変な人気なようだ。近年、学生が卒業論文にボーイズラブをテーマにすることが出てきた。指導教員としての論文指導には難しい点もある。結局は論文としてちゃんと書かれているか、つまり、論理が一貫しているかどうか、結論が納得できるものに流れているかどうかを見ることになる。論文の形式的な面の指導になってしまうことが多い。

さて、スーパーマーケットへ行く。たくさんの食材が売ってある。昔と比べたら美味しい食品が増えた。とくに、マイセレクトデリ(My Select Deli)で売っている食材は食欲をそそる。ふと、奈良漬を見つけた。これは正岡子規が『仰臥漫談』随筆の中で繰り返し言及している。正岡子規の大好物だったようだ。これを一袋購入する。

イオンのスーパーマーケットでは、美味しいものがたくさん売ってあり、見た目も楽しませる。もう、イオンの中のどこかに小屋を建てて、そこに住みつきたい。毎日、その小屋の中で、好きなものを買っておツマミにしながらビールを飲んだら楽しいだろうと思う。浦島太郎が訪れた竜宮城とはイオンみたいな所だったのではないか。

 

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