昔の夢の質は今とは異なっていた?

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2015-08-12

私は自分の夢は怖い夢が多いことを以前述べた。それで夢が実現するという言い方があまりピンとこないということも書いた。よく英語の授業では His dream came true.を「彼の夢が実現した」と訳させる。英語圏でも、日本語圏でも dream や夢は素晴らしいもの、と肯定的な評価が与えられている。

先般、学生何名かに「夢はどのような夢を見るのか」と聞いてみたら、やはり恐ろしい夢が多いそうだ。ここで仮説を立ててみる。「現代人は恐ろしい夢を見ることが多い。しかし、昔の人の夢は楽しいものが多かった。」この仮説は昔からのいろいろな言葉遣いを観察した結果である。「夢を見ているみたい」「夢ごごち」などの夢に対する肯定的表現が昔から多いからである。

また、中国のお話『邯鄲の夢』では、夢の中で書生が栄華出世をしていく。万葉集の時代には、夢の中に恋する人が現れるのは、その人が自分を慕っているからだという解釈があった。そんなことから夢は楽しい夢が多かった。夢から覚めるとがっかりする話が多い。

現代人の夢は恐ろしい夢が多い。それは現代人のほうが多くのストレスを抱えているからである。昔の時代はのんびりしていて、夢も楽しいものが多かった。

これは仮説である。現代社会で見かけるもの。時計、カレンダー、手帳、約束、予約、評価、等々うるさいことばかりだ。時間に縛られる社会はストレス社会である。夢はそのストレスの反映である。

photo credit: Time Jumper via photopin (license)
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