2014-07-08
自分のゼミ生の一人の実家が藍染めの仕事を行っている。ちょうどカナダから留学生の一団が本学に長期研修に来ているので、日本の伝統文化の紹介を兼ねて、実家の藍染めの様子を発表することになった。留学生たちは日本の伝統文化に非常に強い関心を持っている。
発表する学生は、はじめはやや緊張していたが次第に慣れてきた。自ら藍染めの作務衣を着ての熱演だった。PowerPointやビデオを使っての発表で、次第に話し口もスムーズになってきた。留学生たちも日本の伝統的な藍染めの技法が京都市内のような大都市ではなくて、地方である滋賀県の湖南市に残っていたことにかなり感銘を受けたようだった。
なお、学生の実家は祖父の代で店をたたむとのこと。長い家業であったが、やはり時代の流れには逆らえないということか、このことは残念であるが仕方がないのかもしれない。
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すごっ
有り難うございます。