2014-09-30
今日は9月の最後の日である。キンモクセイの香る季節となった。職場に行くまでに5、6カ所でキンモクセイを見かける。今が一番咲き頃のようだ。
ところで、植物間でもコミュニケーションをするという話を聞いたことがある。たとえば、ある植物は害虫に侵入されると、独特の「香り」を発して、仲間の植物に危険信号として伝えるそうである。その信号を受けた植物は防衛の準備をする。体内に害虫の苦手な物質でも生み出すようだ。またある植物は、特別な香りを発して、その害虫の天敵を呼び寄せるようだ。それも害虫ごとに香りが異なっていると言う。不思議な植物のコミュニケーションである。
さて、このキンモクセイの香りは何を伝えているのか。どのようなコミュニケーション・システムなのであろうか。キンモクセイの種は見たことがないので、昆虫を呼び寄せて花粉を運ばせる目的でもないようだ。キンモクセイの美しさと香りはいったいどうしてか。今度じっくりと調べてみたい。
スポンサーリンク