イオンによく買い物に行く。そこで自分が気づくことの一つとして、あまりにも丁寧に包装をしすぎるのではないか、ということである。昔はこんなに丁寧に包装したか?
イオンでは、レジ袋を要求すると大きなサイズは5円であり、小さなサイズは3円である。エコバックを購入して持っていくとレジ袋の必要性はない。ちょっとしたお金を節約できる。その目的で家内は茶色のエコバックを買った。これは買い物カゴとぴったりのサイズであり、レジでこの袋を提示すると、レジ係の人が買い物カゴに袋を広げて、中に購入品を入れてくれる。それはありがたいのだが、過剰包装だと思うことがある。
レジ係はエコバックに入れる時に、肉、魚など汁がこぼれそうな食品をビニール袋に詰めてくれる。この頃は刺身や漬物まで、つい最近はリンゴやトマトなどの果物までビニール袋に入れるようになった。これはイオンの上層部の方針なのだろうが、膨大な量のビニール袋が消費される。食品を三種類に分ける。
- (1)肉・魚などの汁が出るもの
- (2)刺身、漬物などすでにプラスティックの容器に入っているもの
- (3)リンゴ、トマト、キュウリなど汁が出る可能性のない野菜・果物
昔は、(1)だけをビニール袋に入れていた。これはありがたい。(2)はちょっとやりすぎか。(3)は完全に不要な作業である。これだと、ビニール袋が無駄である。
アルプラザでのレジ係の包装に対する態度は適切かと思う。(1)だけをビニール袋に入れる。(2)は時々ビニール袋にいれるか。そのほかの店では、高島屋は時々やりすぎと思うこともある。しかし、一番過剰包装が目立つのはイオンである。
昔は魚屋で魚を買うと新聞紙で包んで渡してくれた。主婦の人の買い物袋は汁が出てもいいように網状の買い物カゴを持ち歩いていた。主婦は魚を自宅でさばいていた。内臓を取り、鱗もはがしていた。
便利になったと思う。しかし毎日たくさんのゴミがでる。幸いにも私の住んで居るマンションは毎日ゴミ収集に来てくれる。だからそんなにゴミがたまらない。しかし、以前、石川県に住んでいたときはゴミ収集は週に2回で、これはゴミが家の中に溜まって困ったものだった。
ゴミを出さない生活、簡素な生活がモットーなんだが、便利さに慣れた現代人はそんなことが可能か。自分も含めて人は便利さは享受したい。しかし、環境も心配だ。どうすればいいのか。
