2015-09-25
川島なお美が亡くなったというニュースをネット経由で読む。まだ54歳とのこと、若すぎる、というのが私の感想だ。
自分よりも若い人が亡くなると、まるで急かされているような感じで嫌な気になる。これが90歳ぐらいの人が亡くなったニュースならば、自分に残された時間はまだ結構あるじゃないか、と余裕を持って受け止められるのだが。
彼女の公式ブログがアメブロにある。女優としてかなり活躍して、勝ち組の人生だったと思う。昨年ぐらいから余命は1年ほどと告げられていて、自分の残された日は長くはないことを知っていたようだ。
ニュースによれば、「2015年9月17日、出演中のミュージカル『パルレ〜洗濯〜』を、体調不良を理由に途中降板」とある。死の一週間前まで仕事をしていたのかと驚く。体力的にかなりきつかったろうと思う。これを支えたのは強い精神力以外の何物でもあるまい。
さて、自分があと1年の余命と宣告されたらどうなるか、腑抜けになってしまい仕事などは続けられないだろうな。そもそも、仮定でも、そんなことは考えたくない。
このサイトの名称が「言語21世紀塾」なので、言語に関することもちょっと述べたい。「川島なお美」という名前だが、何故に「なお美」とひらがなと漢字の混じった名前にしたのか、ちょっと不思議だ。ひらがなだと印象が柔らかくなる。それゆえに、ひらがなの名前にする女性が多い。男性はがっちりした印象を好むので漢字を使う人が多い。
私の推論だが、漢字とひらがなの混合した名前だと印象に残りやすいということだと思う。「川島直美」とか「川島なおみ」とするよりも、ちょっと変わった名前と印象される。私の名前は「河原俊昭」であるが、これを「河原とし昭」とすると、違和感を感じて、それゆえに注目が集まるのではと考えられる。自分が芸能界に打って出ようとしたら、そんな芸名をつけたかもしれない。