2015-11-13
昨日の非常勤先の職場で昼休みにO先生といろいろとお話をした。そこで教えてもらったことを二つほど記す。メルボルンの動物園は非常に広くて余裕をもって作られている。この点だが、外国の人が日本の動物園を見学したときに狭いという感想をよくもらすそうだ。日本は国土が狭いので仕方ない面もあるが。
また、メルボルンの動物園は悪臭がしないことが一つの特徴だと言う。これは、日本の動物園は狭くて、また清掃する回数が少ないので、どうしても排出物の匂いがたまるからではないか。
またメルボルンの動物園には小学生たちが泊まり込みで園内を見て回るそうだ。この動物園は環境教育の材料も整っているので自然と人間の関係を知ることができて、小学生の学習には絶好の場所だ。
また、O先生はブリスペーンあたりでは、白人の野外労働者の皮膚ガンの発生率が極めて高いと教えてくれた。戸外で働く場合は、暑いので長袖などはやはり好まれないようだ。事務職の人ならば、屋内での仕事なので、さほど太陽にさらされることはない。関係する話はこのブログでも取り上げている。
そんな話をした後、授業でメルボルンで経験した話をした。PowerPoint で写真を見せながら学生たちと情報交換をしていった。メルボルンでセブンイレブンが多いと言うと、Uさんが「ブリスペーンでもそうやで」と言った。Uさんは去年ブリンベーンに留学したのだ。「ブリスベーンでは、ガソスタなどにセブイレが多かったわ」と言う。
一瞬何を言っているか分からなかったが、よく考えたら、ガソスタはガソリンスタンドの略で、セブイレはセブンイレブンの略語だと見当がついた。Uさんにそのような使い方は若い人の間で流行っているのかと聞くと、「流行っている」と言う。しかし、他の学生は首を傾げていたので、この言い方はもしかしたらUさんの仲間だけのせいぜい10人ぐらいの間で使っている言い方ではないのか?
それから、オーストラリアでの有名なブランドでUGG(発音はアグが正式で、ユージージは単にスペル読み)の話をしたら、Uさんは今履いているという。本当かと思い、よく見ると確かに履いている。履き具合を聞くと、「めっちゃいいわ、冬は暖かいし、履くのが楽やし」とかなり絶賛する。Uさんの承諾を得てブーツの写真を撮る。

Uさんはオーストラリアで買ってきたそうだ。値段は1万5千円程で、もしも日本で買ったら、この2倍したという。羊の国オーストラリアが豊富な羊毛を使って履きごごちのよいムートンブーツを生み出したのだ。女性用ばかりで男性用のブーツはなさそうだ。