2015-11-30
土曜日にJACET(大学英語教育学会)の関西支部の大会が開催された。それに参加する。神戸学院大学を訪問する。まずこのあたりはポートポートランドという名称で、全てが広々していて、日本ではないようだ。道は広いし、建物は近代的だ。未来都市を歩いているように感じた。
海を埋め立てて出来た場所であり、スペースは贅沢にとってある。歩道は広いし、車道も場所によっては6車線ほどもとってある。
そして、大学はレンガ色のとても格好良い建物であった。この記事の一番最後に写真を載せる。日本の大学というよりも欧米の大学のようだ。また内部もモダーンな感じで、これからの大学の建物のあり方を示している。
学会は、シンポジウム『動機付け研究最前線」を聴いてみるが、この複雑系という概念を応用して、英語救育に役立てようというアイデアは面白いと思った。そうか、複雑系の概念までが英語教育に導入されるようになったのか、と意外な気がした。
さて、3時から「書籍教材」の紹介をおこなう。ある教室を借りて新刊テキストの紹介を順次行うのだが、われらの共同作業で生み出したテキスト『おもてなしの観光英語』(Hospitality English)が一番手として紹介された。紹介する人は木戸先生とライト先生である。壁にパワーポイントでスライドを投影していろいろと宣伝を行った。
合計で20名ぐらいの人が集まって発表を聞いてくれた。質問があり、ビデオがあるかどうかの聞かれた。このテキストはCDはあるのだが、ビデオはない。たしかに付録としてビデオがあれば、学生はより関心を持ってくれるだろう。
出版社もそうであるが、著者たちは出来上がった本がどれくらい売れるか、世間からどれくらい注目を浴びるか心配なのである。自分の子の成長の様子を見る感じで、上手く育ってほしいと切に願うのである。