手を組んで挨拶をするのは何故か。

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2015-12-03

今日の授業で手を組んで挨拶をするのは何故か、という話になった。はじめは各国の店員のサービスの違いについての話だったが、それから、ファミリーマートでは店員が接客の時に、必ず手を組んで挨拶をして、次に「ツタヤT-Cardはお持ちですか?」と聞いてくるな、という話に発展した。

学生の一人が、手を組んで挨拶をするマナーは、西洋の起源で「手に武器を持っていませんよ、あなたに対して悪意はないですよ」との意思表明だと言う。それは面白いと思い、自宅に戻ってからネットでも調べてみた。

すると、たしかに、そのようだ。利き手の右手を左で押さえて挨拶するのが正式の作法のようだ。武器を持つのは利き手の右手であるから、その手を押さえて、「この通りにあなたに襲いかかる意図はありません」とのメッセージなのだ。

ファミリーマートの店員がお客に利き手の右手で殴りかかることもないだろうが、手を組むという作法にそのような起源があることが面白い。


握手の作法も起源は、互いに手を開いて触れあって、「ほらこの通り、武器を持っていませんよ」と確かめ合うことだ。西洋人同士ならば、しっかりと手を握り相手の目を互いに見る。日本人の場合は、どうも握手は苦手た。目をしっかりとは合わせない。すると握手された西洋人は、「この人間、裏切ろうとしているので、握手も力がないし、目をそらすのか」と思うそうだ。そう言われても、何も我々が西洋の慣習に合わせる必要もないと思うのだが。

さらに、敬礼も、昔の戦士たちは鎧甲(よろいかぶと)をつけていて、出会うと目のところの覆いを持ち上げて、互いに目を出して、相手の確認をすることがマナーの起源だった。


 

何気ない作法のすべてに、このような歴史があることが面白い。ところで、ハイタッチもおそらく「互いに武器を持っていないよ」という意思表示から生まれたものと見当をつけて調べてみる。するとこれは違う。1980年代からスポーツ選手の間で始まったそうだ。またハイタッチは和製英語で、英語ではhigh-five という。動作の前に Give me five. などと言うそうだ。なんだか、今日はいろいろと勉強をした。

photo credit: Self Five! via photopin (license)
photo credit: Self Five! via photopin (license)

 

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