ハエとウジ虫

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2015-12-10

今日は非常勤講師の仕事で大阪の方面に行く。授業中に一つの発見をした。今の学生は「ウジ虫」という言葉を知らないのだ。ウジ虫という言葉を発したらキョトンとしている。それは何ですか、と質問された。ハエの子供だと言ったら、不思議そうな顔をしている。

ようやく、一人がGoogle で調べて画像を見て、「わー気持ち悪い」と言っていた。今の日本は極度に衛生化されて、ハエやウジ虫の生息する場所がない。私が小学生の頃は、トイレは水洗ではないので、たくさんハエやウジ虫がいた。今はすべて消え去った。(なお、ウジ虫とは英語で maggot と言う。)

こんなに社会が衛生化されたらどうなるのか。かえって問題ではないかと思う。学生たちは弱くもろくなっているのではないか。大震災が起こったとする。水洗トイレが使えない。シャワーが浴びれない。洗濯ができない。半分腐ったような食べ物でも食べなければならない。そんな時代に遭遇したら、今の若い日本人はバタバタ倒れるのではないか。

インドネシアであるレストランに日本人観光客が行って、日本人のほとんどが食中毒に当たった事件があった。腹をおさえて苦しがる。しかし、同じ物を食べた現地のインドネシアの人は何ともない。そんな事件があった。

とにかく、日本人は弱いのである。ちょっとした腐った食べ物でも食中毒を起こしてしまう。ちょっとばい菌がついた食べ物が食べられない。汚れた水が飲めない。

しかし、確かに昔のような生活に戻れと言われても無理だな。これだけ快適な生活に慣れてしまうともう戻れない。私の家族はちょっと寒いと暖房を入れるし、ちょっと暑いとエアコンを入れる。私などは、暖房もエアコンもギリギリまで入れないのだが、家族はそんな私を見て貧乏くさいと笑う。

結論としては、この快適な生活を楽しむが、これが止まる日もあることを覚悟しながら生活を楽しむということか。

photo credit: maudite mouche verte via photopin (license)
photo credit: maudite mouche verte via photopin (license)
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