金龍ラーメンを再び食べる。

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2016-01-14

今日は非常勤の仕事で大阪に向かう。お昼頃に、なぜか金龍ラーメンが食べたくなり、難波の駅をおりて御堂筋の方に向かう。馴染みの金龍ラーメンが見えてきた。メニューは二つだけ、600円の金龍ラーメンと900円のやや分量の多いラーメンである。私はいつも安い600円のラーメンを注文する。image

スープは豚骨や鶏足を煮込んだタレで秘伝であり、これが人気の原因であろう。通りに立っての立ち食い形式である。この日は寒い日であったが、ラーメンを食べていると身体が温まってくる。ニラとキムチは取り放題である。さて、横の中年の女性はたくさんの量のニラとキムチをラーメンに入れている。辛すぎるのでは?大丈夫かとその中年女性の横顔を見るが、平気な顔で食べ続けている。

さて、非常勤の仕事だが、今年になってから初めての授業である。実はいつもまじめに出席していた一人の学生がいない。聞くところによると、学校を退学したそうである。頑張っていた学生で、英語の力もあったのだが、何か家庭の事情のようだ。

人生にはいろいろなことがあるのだが、その学生には、この挫折にくじけないで頑張ってほしい。人生は何度でもやり直しのチャンスがあるのだから。

今日の授業はテキストを読むことであった。内容はフランスのパリに住む人々の話であった。パリに住む外国から移住してきたガイドさんと芸術家たちの生き方について論じた文である。パリの町は大きなブラックホールのようである。その魅力にとりつかれて故国を忘れてしまう人がいる。

私もそんな生き方にあこがれたことがある。魅力ある大都市のなか、「孤独」に生きるのも格好いいな、と思ったものである。もちろん、現実に住むのは大変で、おそらく、幻滅、失望、イライラの連続だとは思うのだが。

そんなことを語りながら、授業を進めた。今日は学生からもいろいろな意見が聞けてよかった。英語だけの学習ではなくて、学生たちの人生観や世界観を引き出すことができたのはよかったと思う。今日の授業は90点ぐらいのできか。

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