2016-01-30
昨日、職場で自分の靴下の右側の踵の部分に大きな穴が空いていることに気づいた。靴を履くとそこは隠れて目立たないのだが、サンダルを履いて動き回るとその穴が目立つ。自分は結構ものを大切に使う、と言うか、ケチくさい性格なので、徹底的に使う。靴下も穴が大きくなるまでははき続ける。息子たちはちょっとでも、穴が空くとすぐに靴下を捨ててしまう。
自分の靴下だが、必ず右側の踵の部分から穴が空く。おそらく自分の歩き方は右側に重心を置いて足を引きずるようにして歩くから、その部分から穴が空くのだろうと思う。
靴下ならば、まあ、捨てられるが、靴はなかなか捨てられない。自分のはき慣れた靴だが、右側の上に穴が空いている。雨の日はその靴を履くとそこから水が入り靴の中が濡れてしまうので、晴れた日しか履けない。家内はそんな靴は捨てるようにと勧めるのだが、いまのところ、この靴が一番歩くのに疲れない。自分に一番フィットする。それで、この靴と同型の靴を探しているのだが、見つからない。少々値段が高くても歩きやすい靴を是非とも購入すべきと思う。
さて、今日は歯医者に行った。歯科医院に行くと靴を脱いで上がるので、靴下を履くときに穴が空いてないか注意してみた。大丈夫穴は空いていない。さて、きょうは歯医医院ではフッ素を塗る日である。歯科衛生士によって、「フッ素を塗る」という人と「フッ素をつける」と言う人がいる。今日の衛生士さんは「フッ素をつける」という表現をしていた。
今日の衛生士さんはベテランらしくテキパキと要領よく進めてくれた。ただ、風邪気味のようで、鼻をむずがっていた。自分は横になっているときに、衛生士さんの鼻水が自分の顔に落ちるのではとひやひやした。しかし、なんとか無事にフッ素を塗りおえた。
ふと見ると患者のほとんどは中高年である。年を取ると歯にいろいろな問題が出てくる。年とともに、歯がやせ細ってくる。そのために、テレビなどで女優さんなどを見ているときだが、一見若く見えても、歯と歯と間に隙間ができて、歯茎がやせ細っていると結構な年齢の人だなと分かる。
「年齢」という漢字だが「齢」という字の作りが示すように、歯に年齢が現れると昔の人は知っていたのだ。馬の売買をする時には、売り手は馬をぴかぴかに磨いて若く見せて高く売りつけようとしたのだが、買い手は馬の口を大きく開けさせて、歯を見る。馬の歯がやせ細っていれば、老馬であることが分かるのである。
ところで、フッ素はどのような効用があるのか。「予防歯科から生まれたクリニカ」というサイトを見てみると以下のように記してある。
フッ素にはむし歯の原因菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進し、歯の表面を強化してむし歯になりにくくする働きがあります。
とにかく虫歯にかかりにくくなることが分かる。自分の歯はほとんどがまだ自分の歯である。現代医学の進歩のおかげだろう。昔の人は、歯の病気で苦しむ人が多かったのである。
