JACET の研究会に参加する。

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2016-03-06

昨日は自分の所属しているJACETの研究会が開催されたので参加した。この研究会は多文化共生と英語教育のあり方を考えることを目的とした研究会である。

開催場所は名古屋の中京大学で開かれるので、自分は京都から新幹線で名古屋に行き、そこから地下鉄に乗って目的地へ行く。京都駅で新幹線の自由席往復切符を購入する。10,160円である。京都駅からは自分はいつも自由席で東京や名古屋へ行く。京都駅でたくさんの人が降りるので、空席がたくさんできて、座れないことはまずない。この日も余裕で窓際の席に座ることができた。

名古屋駅に到着する。たくさんの人の群れだ。頭がクラクラする。人が多すぎる。地下鉄の東山線に乗る、そして一駅次の伏見駅で鶴舞線に乗り換える。そして、目的地である八事駅にようやく到着する。

八事駅に隣接してイオンがあった。イオンはこんなところまでにも存在するのか。さて、坂道を登ってすぐに中京大学が見えてくる。そこの14番研究棟に行く。

メンバーの人に挨拶をする。久しぶりである。幾つもの議題があるのだが、この研究会の代表と副代表を決める必要がある。私は副代表として引き続き、この研究会に貢献することになった。さらに10月の中部支部の大会での発表者と司会者を決める。なお、JACETの全国大会は北海道の北星学園大学で開催されると教えてもらう。久しぶりに北海道に行きたい気になった。

研究会では、学生の多文化共生社会への関心を探るアンケートを行なう予定である。何を聞くか、どのように聞くか、質問項目の文はどうすればいいのか、細かく検討した。大規模にアンケート調査を行うことで精度の高く信頼性のある結果が得られると思うので、たくさんの学生に回答してもらえればいいなと考える。

また、自分たちの学問的な関心を書籍として発表するのは大事なことであり、そのことも話し合われた。実はこのプロジェクトはこの半年ほど中休み状態なので、どのように再起動するか、互いに忌憚のない意見交換がされた。

てなことで、3時間ほどであるが、かなり中身の濃い有益な会議であったと思う。大学人は研究と教育だけをしておけばいいのではなくて、実は近年は大学のアピール、つまり学生集めにも駆り出されることが増えてきた。オープンキャンパス、高校への出張講義、高校訪問などである。

2018年から18才人口ががくっと減るのである。各大学が生き残りをかけて様々な試みをする。そんな中、教員は右往左往するのではなくて、やはり研究と教育は自分の根本の仕事と考えて、手を抜かずに行っていく必要性があると思う。

M_A223

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