研究開発学校と研究指定校

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2016-08-12

文科省指定の研究開発学校と研究指定校の二つの制度がある。それぞれがどのように異なるのか、自分はあまり分からなかった。

研究開発学校

文科省のサイトを見ている。すると、研究開発学校とは、「教育課程の改善に資する実証的資料を得るため」「学習指導要領等の現行の教育課程の基準によらない教育課程の編成・実施を認め、その実践研究を通して新しい教育課程・指導方法を開発していこうとするもの」だそうだ。

面白いと思うのは、従来は教育委員会が推薦をしていたのだが、平成12年度(2000年)から、自ら主体的に申請をするようになった点である。

文部科学省が研究課題を定めた上で都道府県教育委員会等に学校の推薦を依頼していた方式を改め、学校の管理機関が主体的に研究開発課題を設定し、文部科学省に申請することとしています。

そして、各研究開発学校における実践の成果は、絶えず教育課程の基準に関する審議に生かされることとなり、この国の救育制度の改善に貢献しているようだ。

研究指定校

研究指定校は若干ニュアンスが異なるようだ。新しい学習指導要領が実施されていることを踏まえて、以下のようなことをするとある

新たな教育課程の編成,指導方法等が全国的かつ積極的に研究され,それらが定着 するよう,新学習指導要領のねらい等を踏まえた教育課程の編成,指導方法等の工夫改善のための 実践研究及びその研究結果の全国的な普及を図るとともに,新学習指導要領に基づく各教科の目標 や内容に照らした児童生徒の学習の実現状況を把握し,今後の教育課程等の工夫改善を図ることを 目的としています。

つまり、新しい学習指導要領が定着するように、工夫改善を目的とするのだ。

まとめれば、研究指定校は、現行の学習指導要領が定着するためにあり、研究開発学校は現行の学習指導要領を超えた新しい分野の開発のためにあるのだ。

ただ、研究開発学校と研究指定校の二つに重複して応募することができるとサイトにある。この場合は申請書にはどのように書くのか。現行の学習指導要領を定着を目指しながら、同時にそれを超えることも目指す、となると書き方はかなり難しくなる。

スーパーグローバルハイスクール

平成26年度(2014年度)から、スーパーグローバルハイスクール制度が新設された。サイトには以下のように記されている。

将来,国際的に活躍できるグローバル・リーダーを育成するため,グローバルな社会課題を発見・解決できる人材や,グローバルなビジネスで活躍できる人材の育成に関する教育課程等の研究開発を行うために

高等学校や中高一貫教育校を指定して研究開発を進めることが目的だ。自分は、このスーパーグローバルハイスクールが研究開発学校か研究指定校なのか、はっきりと知りたいと思ったのだ。サイトの参考1には、「現行教育課程の基準によらない教育 課程を編成,実施して研究開発を行うことができる」とある。

するとスーパーグローバルハイスクールとは、研究開発学校であり、現行の教育制度を超えた、それにとらわれない教育の試行をすることになる。スーパーグローバルハイスクールは地元の拠点校となり、いろいろと人が授業参観にくる。

自分は、スーパーグローバルハイスクールに指定された学校を一度訪問して関係する先生方にインタビューしたことがある。たしかに教員は張り切ると同時に、リーダーとしての責任を感じているようだ。授業はすべて英語でおこない、先駆者としての自覚をいだいていた。

 

 

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