強制隔離 (mandatory quarantine)

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2014-10-28

日本でもエボラ感染の疑いのある男性が現在検査を受けているとの報道があった。ついに日本上陸かと日本中に緊張が走った。

アメリカでは、すでに感染した人が数名いて治癒した人もいる。Fox Radio を聴いていると、人々の関心が高いことがよく分かる。アフリカの感染国から帰国した人々は、自己隔離(self quarantine)では不十分なので、21日間の強制隔離(mandatory 21 day quarantine)がすべきとの意見があり、この意見に対しての視聴者の意見を求めていた。なおアンケートでは97%の人々が 強制隔離に賛成していた。

私の聴いていた番組の司会者はエボラに対して強硬な措置を取るべきとの主張をしており、21日間の強制隔離を実施しようとしたニュージャージ州やシカゴ市の動きをホワイトハウスが止めたことをwater downだと批判していた。エボラが広まっている国(Ebola zones)へは旅行禁止(travel ban)とも言っている。また冗談だろうが、エボラが広まったら、I am hiding in the Ebola free zone. とも言っていた。

現在は、隔離される医療関係者(health care workers who returned back from Africa)は、病院の駐車場の隅にたてられたテントの中に収容(Isolation unit)されるようだ。シャワーは浴びることはできない、ウイルスを下水にまき散らす恐れがあるからのようだ。また、トイレの排泄物も別に管理されるようだ。しかし隔離された人は自己隔離にするように弁護士を通して訴えているとのこと。

ラジオを聴いていると、アメリカではあらゆることが検討され始めているとの印象を受ける。世界中の国がエボラ対策にアメリカの対処法を参考にすると考えられる。アメリカで行った疫病対策がすぐに各国に真似されていくのだろうと思う。

人類はこのエボラ危機を最終的には乗りこえるだろう。エボラ対策を 契機として、アメリカの医療制度、疫病対策などが世界に取り入れられるようになるだろう。それは、アメリカ文化とアメリカ英語の世界へのより一層の普及へとつながる。

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