献本をいただく(Keep Talking)

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英語のテキストの献本をいただいた。タイトルは Keep Talking である。執筆者の方々は、村田和代先生、大谷麻美先生、村田泰美先生、重光由加先生の4名である。出版社は桐原書店である。

この方々は、JACET中部のメンバーで、かつ待遇表現研究会のメンバーでもある。長年にわたり待遇表現を研究されてきた方々である。その研究の成果がこのテキストに示されていると思う。英語では待遇表現をポライトネス(politeness)と言うが、日常のコミュニケーションでは、どうしたら相手に失礼にならないで意図を伝えるかが大切な技能である。その技術を教えるテキストである。

たとえば、窓を開けてくれるように相手にお願いするときは、以下の順番で丁寧さが下がる。(p.43) 相手のとの距離感を計りながら適切な表現を選択していくのだ。

Would it be possible for you to open the window?

I’m wondering if you could open the window?

Could you possibly open the window?

Could you open the window?

Would you open the window?

Will you open the window?

Can you open the window?

Open the window, please.

身内の中でも、単に Open the window. とだけ言うのは失礼に当たるようだ。そんな時は、What’s the magic word? と年長の人がたしなめる。すると、年少の人は自分は言葉が足りなかったと気づいて、Please と付け加えるのだ。

なお、同じく、p43には、有益な情報がある。それは相手に取って有益なことは命令文でもかまわないということだ。Have another sandwich. これは「もう一つサンドイッチを食べなさい」ではなくて、「もう一つサンドイッチをどうぞ」と訳すのが適切とのこと。このように、随所に有益な情報がちりばめられている。

このテキストは15課に分かれているので、半期のテキストとして使うことができる。もう少し、ゆっくりと進みたいという先生方は、一課を二回の授業で進めていけば通年で終了することができる。

自分は定年退職してからは、学会に行くことも少なくなったが、今度何かの機会でお会いすることがあれば、執筆者の方々にお礼を述べたい。

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英語テキスト
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