運転士という表現

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先日、バスに乗っていたら、運転席の上の方に標識があって、運転士「某田某男」といった文字が書かれていた。

運転手という言い方は聞いたことがあるが、運転士という言い方は初めて目にしたので、ここに記しておく。

Wikipediaで調べると、運転士に関して、以下のような説明がある。

バス(旅客自動車)運転士、 一般乗合旅客自動車事業もしくは一般貸切旅客自動車事業において、その自動車を運転操作するものに対し用いられる。ただしあくまでも「社内呼称」と言う部分が強く、対外的、行政的にはあくまでも「運転手」である。バスの運転士は、大型自動車第二種運転免許(小型バスであれば中型自動車第二種運転免許)が必要である。

なるほど、つまり、社内呼称であり、対外的には「運転手」が普通とのことだ。

仕事を行う人につける表現として、「し」「しゅ」と発音するもので対応する漢字には幾つかある。「士」「師」「手」である。専門職が「師」であり、単に仕事を行う人という意味で「士」とか「手」という漢字が使われている。

昔は、看護婦と言っていたが、今は、看護師という。看護婦という言い方が使われていた時代、看護士は男性の看護の従事者であった。

介護士は「士」であって、介護師とは言わない。でも資格試験もあるし、専門職なので、介護師といういい方をしてもいいような気がするが。

専門職の人は「師」を使うという風に一般化できるとする。たしかに、教師、医師、看護師だ。でも弁護士や弁理士は専門職なのに「師」は使わない。このあたりは何故か。

運転手も専門職と考えると、運転士よりも運転師のほうがいいような気がするが、どうだろうか。

占いをする人はどうかと思ったら、「師」を使うようだ。占い師である。確かに、「占い」は一般的ではない、専門的な知識を必要とする。

などと調べてみたら、「師」と「士」の使い分けは、どうもすっきりと行かない。歴史的な経緯もあって、社会での昔からの使われ方によるようだ。

このあたりの使われ方の違いを夏休みの宿題にしたら、子供たちは喜んで調べるのではないか。

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