ふけ顔脱出メイク

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2014-11-08

昨晩もTVを見た。8時からハートネットTVで外国人特集をしているかと思い、チャンネルをあわせたが、何やら「ふけ顔脱出メイク」というタイトルの番組で、中高年の女性への化粧の仕方のアドバイスをする内容であった。ハートネットTVは月曜から水曜までの3回だけの特集であったようだ。

たまたま見た「ふけ顔脱出メイク」という番組であったが、内容は面白かった。自分は聞きながら、キーワードと思われる語を Evernoteに入れていった。「すっぴん」「法令線」「アイライン」「アイシャドウ」「まつげを密集しているように見せる」「年をとるとまつげが少なくなる」「メイクは聞くトリヲを行う」(←この部分は後から読み返すと意味不明)「メイクアップアーティスト」「しわが出てくる」「concealer」「 団塊スタイル」「オレンジのチークを入れる」「グラデーション」などの語である。これらのキーワードを手がかりにいろいろと「顔」というものの意味を考えてみたい。

(1)「美人」という言葉は「顔が美しい人」を一般に示す。足の裏とか、右手の肘が美しいという意味ではない。なぜ人間は顔がそんなに注目されるようになったのか。身体の表面で言えば、およそ10%程度の部分に人は膨大な関心を示すのか。その理由は顔が常に露出していること、顔にその人を示す情報が集中しているという2点からであろう。

(2)初対面の人と出会うと、人は顔を見てできるだけの情報を得ようとする。まず、性別、年齢、性格、健康かどうか、なのである。そして、話しているうちに、目の動きや顔の筋肉の動きを見ることで、笑っているか、怒っているか、その人は自分に関心がないかということが分かる。

(3)顔を見ることで、(ア)その人に関する一般的な情報と(イ)その人が自分に対してどのような態度を示しているか、の二つの情報が得られる。

(4)化粧というのは、自分に関する一般的な情報をかく乱させるもの、つまりdisinformation である。しかしこれは社会的に許された行為である。私自身も長い間白髪を染めていた。それは年齢を若く見せるための disinformationであった。

(5)「美人」とされる人はどのような人たちか?おそらく社会的に成功した階層に属する女性の特徴を備えている人々が美人とされるのであろう。これは言語に関する類推からである。今、世間では、アメリカ英語は「美しい、格好いい」とされている。それに対して、発展途上国の言語の多くは「耳障りである、いらいらする」との評価を受けている。言語自体には美醜はないのだろうが、その言語を話す人々の文化的・政治的・経済的な力が、言語にも投影されてしまう。顔もそれ自体は美醜はないだろうが、上層階層の人々の社会的な力が人々の美醜の判断を決めていく。

(6)社会的に成功した階層の女性とは、野外で働くことは少ないだろうから、肌の色が白い方が上層階層の出身者であることを示す。柔らかい食べ物を食べることから、あごが発達する必要がなくなり、口もとは小さいことが上層階層の特徴か?その他にもいろいろな特徴があるだろうが、今はそれくらいしか思いつかない。

(7)髪は大切である。人々は一般的に髪の量をみて相手の性別を一瞬に判断する。また脳みそを守るという重要な機能を髪は持っている。ということはハゲの人は、脳みそを守る必要はない、つまり生きていく必要はない、と生物学的に判断されているのか?しかし、そんなことはないだろうな。

(8)人間に一番大切なことは摂食である。食べ物を口の近くに持ってきたときに、それが食べられるかどうかは、とても大切な判断である。そのために、視覚、嗅覚、味覚を総動員して、食べ物の可食性を判断する。そのために、口の近くに鼻と目があること、舌が口の入り口のところで食べ物に触れる構造になっていることは理解できる。手を曲げるとちょうど口元にくる。これらは我々の身体が摂食をきわめて重要視したために、このような構造になったのであろう。なお、聴覚は食べ物の可食性の判断には関係しない。それゆえに、耳は口元から離れたところにある。

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などなど思いつくままに書いてみた。顔の持つメッセージ性は重要なことなので、これからも考察していきたい。その人を示す情報が顔に集中していることを気づかせてくれたことで、この番組「ふけ顔脱出メイク」は自分に取って有益であった。

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