to 不定詞の教え方

スポンサーリンク
Pocket

2014-12-15

今日は学生が研究室に来て、不定詞の見分け方に関して質問があった。名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の見分け方であった。学生は医療関係の学科を専門とするので、英語を専門とする学生ではない。その場合、どのような説明が一番いいのだろうか。

to不定詞の意味や形に注目して、「〜すること」と訳すことができれば、名詞的用法である。To speak English is difficult. 「英語を話すことは難しい」I want to speak English. 「私は英語を話すことをしたい」と例をあげて説明した。

形容詞的用法だが、名詞を修飾する点に注目する。ただし、普通の形容詞は名詞の前から修飾するが、この用法では名詞の後ろから修飾する。その点で、すっきりと名詞を修飾すると理解し難い点がある。something to drink 「飲む何か」a house to live in 『住む家」などの例を示して、名詞の後ろか形容詞が修飾している点を示す。

副詞的用法が一番説明が難しい。副詞は形容詞を修飾するとか、文全体を修飾すると説明する。She was glad to hear the news. He went to the USA to study English. などの例文を示して、to 不定詞が glad という形容詞を修飾しているとか、He went to the USA. の文を修飾していると説明した。

これで学生は納得したようだった。ただ、肝心な部分、to 不定詞を、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法に分けるといいのか、なぜそのように分けると英語の理解が高まるかの説明はできなかった。

今から考えると、次に述べるような説明をしたら学生の理解は高まったかもしれない。(1)動詞はいろいろな機能があり、名詞的な機能を示す時は動名詞(動名詞とは動詞と名詞が一緒になったことを示す名称)となる。(2)形容詞的な機能を示す時は分詞(分詞とは形容詞と動詞の機能を分けて持つ)となる。(3)動詞がいくらでも変化が可能な形が「不定詞」である。それゆえに、名詞的にも、形容詞的にも、副詞的にもと変化できる。(4)それゆえに、それらの機能を順次、調べることは to 不定詞の機能を網羅的に理解することであり、必要なことである。

学生は医療関係の学科を専攻するのであるから、深い専門的な英語の知識は必要としない。しかし、その場合でも、英語の文法を断片的でなくて、統一的に理解できるようになる必要がある。そのためには、どのような教え方がいいのか、どの程度まで教えたらいいのか難しい。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください