2014-12-23
今日は家内と次男と一緒に母の病院へ行った。長男はバイトが忙しいとのことで、一緒には行けず。母は鼻にチューブをさして酸素を取り入れていた。我々が到着した時に、点滴を看護師さんが始めようとしていた。看護師さんの話では、母の血管は細くなっていて、もう通常の点滴は難しいとのことだった。お腹から、皮下脂肪のところに点滴をする。そこから水や栄養を吸収してもらうようにするそうだ。その場合は、点滴の袋は一本がせいぜいで、二本も入れるとお腹が腫れてしまうと教えてもらった。すでに母の足は腫れ上がっていると家内が教えてくれた。
母は眠っているようであった。声を掛けても反応がない。かすかに目を開けるような気もする。かすかな寝息も聞こえるようにも思う。あと数週間の命なのだろうか。体が縮んで、さらに一層老けたように思える。消えそうな命を見ていると、陰鬱な気がする。自分をずっと育ててくれた母の命も長くないと感じる。
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年賀状を書こうとする。宛先をいれたデータがなくなった。どこを探してもデータを入れた住所録がない。仕方がないので、宛先の印刷は諦めて、手書きで住所を書く。手書きだと老眼が進んでよく見えない。住所の漢字の間違いがあるかもしれない。とにかく、なんとか書き上げて郵便ポストに投函する。
ところで、子供達は年賀状は出さないという。すべてメールかラインで済ますという。若い人の年賀状離れは確かに進行しているようだ。
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