幼子のように

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2014-12-27

今日は母のところに寄ってみる。母の顔はだんだんと幼子のようになってきた。邪気がとれて、天使のような顔になってきたと思う。母の命が長くないことを感じる。斎藤茂吉の短歌を急に思い出した。「死にたまふ母」から短歌をいくつか抜き出す。

みちのくの 母のいのちを 一目(ひとめ)見む 一目(ひとめ)見むとぞ いそぐなりけれ
吾妻山(あづまやま)に 雪かがやけば みちのくの 我(あ)が母の國に 汽車入りにけり
朝さむみ 桑の木の葉に 霜ふれど 母にちかづく 汽車走るなり
死に近き 母に添寝(そひね)の しんしんと 遠田(とほた)のかはづ 天(てん)にきこゆる

季節は冬だったのか、それとも春だったのか。カエルが鳴いて、雪が残っているから、3、4月のころ詠まれた歌だろうか。

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