2015-01-12
今日はJACET関西支部・海外の外国語教育研究会に参加する。場所はキャンパスプラザ京都の6階であった。
はじめは A.M 教授による「台湾の外国語教員養成」という発表であった。台湾では英語教員になるために、英語力を証明するために語学検定試験をパスする必要があるとのことである。それはCEFRでB2レベル以上の英語力が必要とのことである。台湾では、かなり要求水準が高いなと感じた。日本では、まだ英語に素人の担任が見よう見まねで始めた英語活動では、だいたい、そういった担任教員の英語力は平均してA2, B1レベルではないか。
次は I.Y. 教授による「アメリカの外国語教員養成」という発表であった。アメリカでは教員のなり手がいなくて、資格を持っていない人がたくさん教壇に立っているとのことである。政府はこのことを憂慮して「優れた教員」を確保しようとして、まず「大学を卒業した」「教員免状を持った」人を探しているそうである。日本ならば、教員になりたくてもなれない人がたくさんいて教員試験の競争率が高い。それゆえに、結果として日本の教員はレベルが高いということか。
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