『言語と格差』(杉野俊子・原隆幸、編者)明石書店

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2015-01-28

『言語と格差』という本が明石書店から発売された。この本は杉野俊子、原隆幸の両先生が編者となられて、全部で19名の執筆者が参加して完成した本である。「差別・偏見と向き合う世界の言語的マイノリティ」というキャッチフレーズが本の表紙に書かれている。私も執筆者の一員として、第三章「外国人高齢者への言語サービス」を執筆している。これは自分の母親を介護した経験、さらに知人の外国人達が苦しんでいる姿を見て感じた問題点などを、この章の中に書き込んでいる。

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次に目次を紹介しておく。なお出版社へのリンク先は次の通りである。http://www.akashi.co.jp/book/b193302.html
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まえがき

第1部 日本のなかの「言語と格差」

第1章 手話と格差―現状と今後にむけて

 コラム1 琉球側の視点から視る「琉球諸語」と「琉球の歴史」
 コラム2 樺太アイヌ語の場合――絶滅言語研究者の立場から

第2章 日系ブラジル人――時空を超えた言語・教育と格差の中で

 コラム3 中国から来日した女性たちの生活と言語の格差

第3章 外国人高齢者への言語サービス

 コラム4 「英語格差(イングリッシュ・デバイド)」現象をめぐって
 コラム5 今、帰国生に求められるもの

第2部 世界における「言語と格差」

第4章 教育改革と言語的弱者――コモンコア(全米共通学力基準)・アメリカ教育改革の現状

第5章 アメリカにおける言語格差と双方向バイリンガル教育

第6章 ニュージーランドのマオリ語教育に関する考察――バイリンガル教育における文化的格差

第7章 カナダの少数派――フランス語系カナダ人と移民

 コラム6 西欧語によって結ばれるアフリカ・分断されるアフリカ

第8章 アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにおける英語と経済―UAEナショナル/エミラティの女子大学生の意識調査に基づく報告

 コラム7 多言語国家パプアニューギニア独立国

第9章 インドにおける言語と学校教育――社会流動性と格差の再生産

 コラム8 タイにおける少数派グループの教育と社会階層
 コラム9 ベトナムの少数民族の教育と言語問題

第10章 香港とマカオにおける言語教育―――旧宗主国の違いは言語格差をもたらすのか

 あとがき

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