2015-02-01
今日は寒い日であった。朝は車の上に雪が積もっていた。今日は岩船寺を訪れることにした。京都の南の方にある木津市に岩船寺はある。京奈和道を南に行き、加茂町に入る。山を登っていくと岩船寺に至る。道は狭く対向車がくるとすれ違いに緊張する。日曜日であったが、車や人は少なかった。
駐車場を見つける。管理人は誰もいなかった。箱があり、自分で開けてそこに300円をいれて駐車券をとるシステムのようだ。とにかく、300円を入れて岩船寺の方に向かう。山門の写真を撮る。地味な寺である。受付には誰もいない。入場券は400円と記してあるが誰もいないので、とにかく中に入る。誰の案内も無いので、本堂の中には入れなかった。パンフレットには、阿弥陀如来坐像、四天王立像、普賢菩薩騎象像というような有名な像があるとのことだったが、残念ながらそれらを見ることはできなかった。
少し奥には三重塔があった。秋になると周りの木々と調和して赤色の塔が浮かび上がるのであろうが、冬だとイマイチ迫力に欠ける。境内の真ん中に池(阿字池という名前)があったが、濁っていて見栄えはあまり良くない。寒いので、早々に引き上げることにして、受付の前を通る。そこに管理人が戻ってきていたので入場料400円を払った。昼飯は加茂駅に近い蕎麦屋で鴨南蛮そばを食べる。肉が厚くて美味しかった
岩船寺を訪問した印象として、地味なお寺であり、日本史や仏教史、仏教芸術に関する知識が無いとその本当の価値を理解することは難しいと思われる。しかし、京都市に在住する自分としては、このような地味なお寺を一つ一つ発見していくのも楽しみである。
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