京都マラソン2015

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2015-02-15

今日は、京都マラソンの日であった。私の勤務校である京都光華女子大学も京都マラソンを大々的にサポートしている。本学から100人ほどの学生が給水ボランティアとして参加している。私も教員として学生のボランティアのサポート役として、この日は沿道に並んだ。

朝の7時15分に桂川の左岸、嵐山~松尾橋間にある「罧原堤」(ふしはらつつみ)にボランティアたちは集合の予定である。私は早起きして罧原堤に向かう。空気はかなり冷たい。気温は4度ぐらいだが、体感温度はもっと低い感じである。曇りがちで太陽もでてこない。

ボランティアたちが準備を始める。折りたたみの机を広げ、紙コップを机の上に置き、水やスポーツドリンクを注入する。何やかんやで準備がようやく終わった。大会関係者の車がゆっくりと来て、もうじき開始である旨をアナウンスする。そして、9時過ぎからまず車イスランナーが大変なスピードで走ってくる。全部で10台ほどだが、5分ほどで通り過ぎる。車イスランナーに沿道から大きな声援の声があがった。

さて、9時半ぐらいから、まず先頭集団の10名ほどが走ってくる。そして、数が増えてくる。みんな必死で紙コップを掴むと、ぐっと一飲みする。空になった紙コップは屑箱に投げ入れる。見事入るときもあれば、外れて屑箱の外に落ちることもある。

ランナーの数がだんだんと増えてくる。国道全部がランナーで溢れるような数である。全部で16,000人のランナーが参加してのであるから、それは壮観であった。全員が西京極総合運動公園をスタートするが、ゴールの平安神宮前にまで達するのは全部ではない。

紙コップは足りなくなってきた。学生たちは必死で補助の紙コップを並べて水やドリンクを注入する。膨大な数の人々が来る。ここは出発して5キロほどか、ちょうど喉が乾くころである。水やドリンクへの要求は強い。第一給水場ではすでに水やドリンクが無くなり、第二給水場や第三給水場に回るようにランナーたちに説明をする。

ようやく、ランナーの数も減り始めて、最後はポツリポツリとランナーの姿を見かけるだけになった。最後尾のランナーの方は中年の女性の方だったが、みんな彼女の健闘を讃えていた。そして、ランナーが過ぎると、後片付けが始まった。ゴミの片付け、段ボール箱の解体、机の撤収など多くの作業があった。華やかなマラソンのかげに、多くのボランティアの働きがあることを実感する。

一通り、終わった頃、雨が降り始めた。強い雨ではない。これならば、ランナーにとっては、火照った体を鎮めるのにいいかもしれない。私自身は3回目のボランティア参加であるが、毎回ランナーたちの気合いをみて、いい経験をしたと思う。来年の参加はどうなるか、自分の体調と相談しながら決めたい。

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