昨晩の『バブル』という映画について

昨晩、光テレビで『バブル』という映画を見た。3つの物語が同時に進行して相互の関係はなさそうであったが、最終的には何とか繋がった。日本、モロッコ、メキシコとアメリカの国境地域である。それぞれが言葉が異なって、言葉も心も繋がらない、そんな現代を示した映画であった。

日本編に出てくる聾の少女の「ちえこ」の描き方がアメリカ映画特有の偏見に満ちたものであった。ハリウッド映画では、登場する日本人は必ず男も女も変な人物である。モーレツ社員、ヤクザ、忍者、芸者などである。日本にたくさんいる普通の日本人はハリウッド映画の監督たちの創造意欲にはアピールしないようだ。(監督はメキシコ人である)

ちえことして登場する菊地凛子は何か心の闇を抱えた人物だ。この人は、『ノルウエーの森』にも直子として登場する。そこでも心の闇を抱えた人物として登場する。みどり役の水原希子と対照的な描き方がされていた。

『バブル』は、3つの物語をつなぐものが一丁のライフル銃である。でも、日本人がライフル銃を持ってモロッコに渡って狩猟をするということが可能なのか。飛行機にライフル銃を持ち込めるのか。

モロッコとアメリカ・カナダの話はある程度のリアリティを感じることができたが、ちえこが登場する日本の場面では全くリアリティを感じられなかった。これは監督が日本に関しては全く想像で作り上げた物語だからだろう。

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令和を題字にしたアート書道

私の親戚の新伝さんから「令和」を題字にしたアート書道が届いたので、ここに皆様に披露したい。令和を題字にした書道はたくさん出ているが、これはアート書道としてであり、伝統的な書道のスタイルとはやや異なる面がある。それも書道の世界を実り豊かにするものである。

令和
Happy New Year /Happy New Era

新しい時代、令和が皆様に幸をもたらすように!

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私の親戚の新伝さんの作品の紹介(2)

新伝さんの作品を続いて幾つか紹介します。いずれも暖かい雰囲気が伝わり、心が豊かになってくる作品だと思います。

次の作品は、とりわけ、女性らしい感性の豊かさと細やかな心遣いが感じられる作品です。

左側にエッフェル塔が見えます。パリをイメージした作品です。
花が咲いています。
右側で微笑んでいる人は作者の新伝さんです。

なお、新伝さんは新しい時代、「令和」をイメージした作品を幾つか完成させようとしています。令和はさっそく書道の世界では盛んに取り上げられています。新伝さんの専門は、書道アートという伝統的な書道に新しい色彩を吹き込んだ分野で、この分野では「令和」を意識した作品はまだ少ないようです。新伝さんの作品のできあがりを楽しみにしています。

私の親戚の新伝さんの作品の紹介(1)

私の親戚に新伝さんという方がいて、アート書道の道を究めようと日々研鑽している。従来の書道とは異なり、新時代のアートも加えての新しい形のアートの誕生を試みている。

ここで、それらの作品の紹介をしてみたい。

どこにいても愛と光に包まれています。

また、アイシングクッキーの作品もいくつかあります。見事な絵ですが、クッキーですので、ちょっと食欲も出てきます。また、お皿のデザインもあります。

You are my treasure.と求婚している姿です。
イルカショーのお姉さんになることが夢という女の子のために
上に王冠があります。

ここで画像が増えてきたので、いったんアップして、残りは次の記事にアップします。

和歌山のT先生へ


和歌山のT先生へ、先日はコメント欄に書き込んでいただきありがとうございます。一緒に本を執筆したりと懐かしい思い出でいっぱいです。

コメント欄ですと、名前が出てしまうのでとりあえずイニシャルにして、このページにてコメントのお礼を述べたいと思います。

今度、大学で教鞭をとられるとのこと、今までの研鑽を基にして素晴らしい授業をされることと確信いたします。

これからも学会でお会いできればと思います。ご一緒に書いた本ですが、二刷もでておりますが、色々とたくさん売れればと願っております。

小学校英語教育学会・京都支部に参加する。


小学校英語教育学会(JES)京都支部(KEET)第22回研究会に参加した。会場は京都教育大学であった。新幹線で京都駅を降りてJR奈良線に乗り換える。そこから藤森駅を降りて数分のところに会場はあった。ところで、JR奈良線に乗り込むと沢山の外国人観光客がいる。はたしてどこへ行くのか、奈良に行くのかと思っていたら、稲荷の駅でほとんどが降りた。ここは有名な伏見稲荷があるところで、それが目的でこんなに沢山の外国人観光客がいたのだ。伏見稲荷は外国人に人気の場所とは聞いていたが、こんなにも人気とは思っていなかった。

さて、学会の報告だが、兵庫教育大学の吉田先生の「評価はだれのため、なんのため?」という講演が興味深かったので紹介したいと思う。

私は今までは、「評価」をどうしたらいいのか分からずに苦手であった。英語教育法の授業でも教えるポイントが分からずに、学生もポカンとして聞いていることが多かった。自分の方法としては、形成的評価とは何であり、総括的評価とは何であるか、などを表面的に説明するだけであった、そんなような授業であった。しかし、この吉田先生の授業を聞いて、形成的評価と総括的評価を統一するヒントを得られたように感じた。

生徒のスピーキング能力を評価したいと考える場合は、試験官が質問のレベルを上げてゆく。そして、どこかでブレイクダウンが生じる。つまり生徒が答えられなく箇所が出てくる。そこを見極めてそこが生徒の能力の限界であるとして評価する考えがある。しかし、試験官がその場にふさわしいフィードバックがあれば、生徒はその先の学習を改善する可能性がでてくる。つまり、breakdownした箇所は限界ではなくて、さらなる飛躍のspring board となり得るという考えだ。評価を後者のような考えのために活用しようとする考えがある。

学習したことの評価(Assessment of learning=AoL)として、学習のための評価(Assessment for learning=AfL)と名付けて、教員の評価に対する意識は、AoLからAfLへと変化すべきと説いていた。

イギリスの評価の歴史の説明も興味深かった。1980年代のナショナルカリキュラム導入の時代は形成的な評価が奨励されていた。しかし、サッチャーの時代になると、学校評価が始まる。それは、学校に公的資金を導入しているからには、成果に対する説明責任が生じるといういう考えだ。それによって標準化テストが整備されて学校の評価が始まる。その場合は総括的な評価が中心となる。その後は、形成的な評価へと戻りがあった。このあたりのことを簡潔に説明してあり面白かった。

また、教員は生徒が今できることを見極めてさらに伸ばすための発問や援助が必要であるが、待つことも必要と述べていた。つまり教員は子どもが困っていたときは、すぐに答えを出してしまうことがある、しかし、待って(wait-time)相手に考える時間を与える方法が有効な場合があるとのことだ。(たしかに、私もじれったくなって、時々はすぐに答えを言ってしまうことがある、自省としなければと思う)

全体として極めて参考になった。この講演を参考にして、自分の授業方法を再検討してみたいと思う。

吉田先生の講演

関市の貝印の工場を訪問した。


ビジネスイングリッシュの受講生が岐阜県の関市にある貝印の工場を訪問した。海外展開をしている貝印の会社では、女性社員がどのように活躍しているか、また英語がどのように使われているかを知りたいと思い、受講生達が訪問したのである。

関市は昔から刃物の町として知られている。関市ではいくつかの有名な刃物の会社がある。歴史的に有名な匠として、関孫六が日本刀を鍛冶したのも関市である。大学からタクシーで15分ほどの距離にある貝印の工場の一つを訪問した。

総務のチーフマネージャーの成瀬さんが親切に迎えてくれて、はじめに貝印の会社の歴史、現状などをパワーポイントを使いながら教えてくれた。この会社の強みは、世界でのオンリーワンとなる技術をたくさん持っている点である。現在は世界において科学技術の競争が激しい。とくに、スマホ、パソコン、自動車などはその最先端である。同様に、この刃物の分野でも、競争が激しいが、日本が圧倒的な優位を占めている分野である。カミソリ、爪切り、はさみ、包丁などは日常生活でもよく使われる。さらには、医学の分野でのメスや理容師のはさみなどは精密度が要求される。それらの分野において、この会社がおおきな貢献をしていることが分かった。

さて、会社の説明を聞いたあとに、会社の製品の説明を受ける。髪の毛が落ちないようにとヘアーネットをかぶる。

説明を受ける学生達
製品を近くで見る。

この後で、会社の製造工程を案内してもらった。なお、製造工程は核心技術が多いので写真撮影は禁止であった。私の印象では、この工場では、人間が何か作るのではなくて、おおくの過程が自動化されている、人間はそのオートメーションの管理、ならびに製品の検査という仕事がほとんどであった。

その後は会議室に戻り、女性社員でベトナムからのアンさんの紹介があった。

女性社員の紹介

貝印は、アメリカ、中国やベトナムに工場を持っている。その地では多くの外国人社員が働いている。アンさんは現在はこの工場で働いているが、海外への出張も多くて、三カ国語(ベトナム語、英語、日本語)を駆使されて大活躍をしている。我々とは日本語でコミュニケーションをしたのだが、アンさんの日本語は非常に堪能で、声を聞いた限りでは日本人と変わらないほどであった。海外で活躍する貝印では、これからも外国人の社員の力がますます必要になってくるとのことであった。そのような時代に、英語の重要性は言うまでもないとのことだ。

なお、女性社員がどのように活躍しているかだが、この会社では男女の比率は半々だそうだ。さらには、この会社では、産休や育休制度が整っていて、女性社員が働きやすい環境作りができている。離職率が少ないのもこの会社の特徴と聞く。

会社訪問しての印象だが、地方にある工場だが、目は世界に向いている、世界に向けて日本をアピールしている会社だと感じた。総務の成瀬さん、アンさん、からは分かりやすい説明と丁寧な対応をいただいて感謝している。訪問した女子学生達も何かを掴んだようだ。これからもこの会社が大いに発展していくことを確信したのである。