関市の貝印の工場を訪問した。


ビジネスイングリッシュの受講生が岐阜県の関市にある貝印の工場を訪問した。海外展開をしている貝印の会社では、女性社員がどのように活躍しているか、また英語がどのように使われているかを知りたいと思い、受講生達が訪問したのである。

関市は昔から刃物の町として知られている。関市ではいくつかの有名な刃物の会社がある。歴史的に有名な匠として、関孫六が日本刀を鍛冶したのも関市である。大学からタクシーで15分ほどの距離にある貝印の工場の一つを訪問した。

総務のチーフマネージャーの成瀬さんが親切に迎えてくれて、はじめに貝印の会社の歴史、現状などをパワーポイントを使いながら教えてくれた。この会社の強みは、世界でのオンリーワンとなる技術をたくさん持っている点である。現在は世界において科学技術の競争が激しい。とくに、スマホ、パソコン、自動車などはその最先端である。同様に、この刃物の分野でも、競争が激しいが、日本が圧倒的な優位を占めている分野である。カミソリ、爪切り、はさみ、包丁などは日常生活でもよく使われる。さらには、医学の分野でのメスや理容師のはさみなどは精密度が要求される。それらの分野において、この会社がおおきな貢献をしていることが分かった。

さて、会社の説明を聞いたあとに、会社の製品の説明を受ける。髪の毛が落ちないようにとヘアーネットをかぶる。

説明を受ける学生達
製品を近くで見る。

この後で、会社の製造工程を案内してもらった。なお、製造工程は核心技術が多いので写真撮影は禁止であった。私の印象では、この工場では、人間が何か作るのではなくて、おおくの過程が自動化されている、人間はそのオートメーションの管理、ならびに製品の検査という仕事がほとんどであった。

その後は会議室に戻り、女性社員でベトナムからのアンさんの紹介があった。

女性社員の紹介

貝印は、アメリカ、中国やベトナムに工場を持っている。その地では多くの外国人社員が働いている。アンさんは現在はこの工場で働いているが、海外への出張も多くて、三カ国語(ベトナム語、英語、日本語)を駆使されて大活躍をしている。我々とは日本語でコミュニケーションをしたのだが、アンさんの日本語は非常に堪能で、声を聞いた限りでは日本人と変わらないほどであった。海外で活躍する貝印では、これからも外国人の社員の力がますます必要になってくるとのことであった。そのような時代に、英語の重要性は言うまでもないとのことだ。

なお、女性社員がどのように活躍しているかだが、この会社では男女の比率は半々だそうだ。さらには、この会社では、産休や育休制度が整っていて、女性社員が働きやすい環境作りができている。離職率が少ないのもこの会社の特徴と聞く。

会社訪問しての印象だが、地方にある工場だが、目は世界に向いている、世界に向けて日本をアピールしている会社だと感じた。総務の成瀬さん、アンさん、からは分かりやすい説明と丁寧な対応をいただいて感謝している。訪問した女子学生達も何かを掴んだようだ。これからもこの会社が大いに発展していくことを確信したのである。

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