2016-02-25
このところ、ゆっくりと日が流れていく。平凡な毎日である。自分の1日はこんな風な1日である。
(1)朝起きると、トイレに行った後、体重を計る。そしてそれを Everntote というアプリに記録しておく。これは自分にはとても大切なことである。食べ過ぎたり酒を飲みすぎるとすぐに体重に反映される。その数字の推移を眺めることで暴飲暴食にならないで、健康を保持しようという動機づけになる。
若い頃と比べて体重が10キロも増えてしまった。10キロというのは大変重いものである。スーパーに買い物に行った時によく米を10キロ購入する。米を運ぶのは私の役目である。10キロの米袋は大変重い。若い頃と比べて10キロ体重増ということは、こんな重たいものを体に巻きつけて日常生活を送っているのと考えると、たしかに心臓や膝の関節によくないと思う。
体重を軽くして軽快な生活を送りたいと思う。むかしみたいに、階段を息を切らずに上っていきたい。だが、美味しいものを食べたいという欲望も強い。その欲望を抑えるためにも、体重を毎日 Evernote につけることは大切なことである。
(2)通勤は歩いて、そしてスマホで Fox Radio News を聞いている。自分が通勤する時間帯はよく Alan Colmes という人が司会をしているトークショウが面白い。視聴者と丁々発止にやり取りをするので面白い。今はアメリカの大統領戦の話ばかりだ。アメリカでは大統領戦は1年ぐらいから盛り上がり人々の関心も高まる。
不法移民、中東のテロ、ISIS、銃の規制、人種差別、同性婚、中絶の合法化、などが主たる話題だ。日本のマスコミとは本当に話題が異なる。「自由とは何か」ということについて、アメリカ人たちは喧々諤々やりあっている。自分の議論を説得力があるものにしようと客観的な事実を互いに確認して議論を進めようとするアメリカ人の態度は見習うべき点があると思う。
(3)職場につくと、1日の予定を確認する。今は春休みで授業はないのだが、いろいろな会議や研修会がある。自分はその合間に二つのことをしている。一つは英語教育に関する論文や書籍を読んでノートにまとめることだ。面白そうなアイデアを見つけたらノートに書き写して、自分が授業する場合はどうするかなどと考えている。つまり、4月からの授業の準備である。
もう一つは、書類の破棄である。自分はこの研究室を3月末までに引き渡さなければならない。書類を処分しなければならない。学生の個人情報に関する書類はシュレッダーにかけている。そのほかの書類はゴミ箱に捨てている。英語教育に役立ちそうな書類は、スキャナーにかけて Evernote に取り込んでから、捨てている。結構忙しい。
(4)帰りは Fox Radio News を再び聴きながら帰る。時々コンビニに寄ってアルコールを買う。これが自分にとって大きな楽しみなのである。現在は一日置きにアルコールを飲んでいる。コンビニでアルコールは何を買おうかあれこれと思索する。ビール、ハイボール、日本酒、焼酎のどれかを一缶あるいはワンカップだけ買う。今の季節は寒いのでビールはあまり飲まない。
若い頃は2、3缶を飲んだが、今は体力的に無理である。一日置きと定めている。アルコールが飲める日は帰りの道が楽しくなり、ウキウキしてくる。コンビニで何を選ぼうか、ズーツと考えている。一個だけしか買わないので、レジでは袋はいらないと言って、そのまま受け取る。だいたい200円から230円ぐらいの出費だ。
(5)帰ったら、夕食の時は家族と他愛のない話をしながらアルコールを飲みゆっくりと食べていく。アルコールがない時は、正直言ってちょっと寂しい。食事の後は、ネットで人のブログを見ている。自分の境遇と似た人のブログを好んで読む。60代の人のブログなどは生き方の参考によく見る。
昨晩は「親をなくした人」のブログを読んでいた。母親がなくなりもう一年か、父親がなくなり15年が経ったかと思いながら読んでいた。自分は親孝行は全然できなかったな、と悔いの気持ちもある。自分が読んでいるブログの人も同じようなことを書いていたので共感した。
軽く酔って日記や随筆集を読むのも好きだ。『徒然草』『断腸亭日乗』、『病牀六尺』、『仰臥漫録』が自分のお気に入りだ。先人の日記や随筆も読んでみたい。
また、アイデアが浮かぶと自分でブログを、例えばこのブログに投稿したりする。そんなことをしているうちに眠くなり床につくのだ。
こんな感じで、あと10年ほど生きることができれば、そして、その後は、ぽっくりと逝くことが理想かな。
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