このサイトを訪問していただき有難うございます。「言語21世紀塾」は私(河原俊昭)のサイトです。言語に関する様々な知見を皆さまと一緒に考えていきたい、との思いでこのサイトを立ち上げました。どうぞ、しばらくおつき合い下さい。

21世紀は大きな変動の時代です。言語も大きく変わっていきます。大いに注目すべき時代なのです。この時代を生きている人ならば誰でも気づくことですが、すべてがあまりに急速に変化しつつあります。その変化する様子を何かに書き留めておきたいという気がします。そんなことで自分は以下のようなことを行っています。
Contents
言語政策に関する年表や資料を集めています。
私は言語政策に関心がありますので、その資料(各国の言語政策史)を掲載しています。まだ未整理中のデータも多いのですが、いろいろなデータを読んで、少しづつですが、精緻な年表にしたいと考えています。興味ある方はどうぞご覧になってください。PCでご覧になっている方はサイト上部の年表の部分をクリックしてください。またスマホでご覧になっている方は上部のメニュの部分をクリックしてください。年表部分が現れますので、関心を持っている国の年表を見てください。
また、自分の論文も若干掲載してあります。出版社経由で発表した論文などは著作権の制約で掲載できないのですが、それ以外の論文やコラム(大学の紀要や文集などに掲載した)などを掲載してあります。同じようにサイト上部の部分やメニュ部分をクリックして入ってください。
ことば(言語)などに関しての気づきをこのサイトのブログ「ことば観察日記」に記しています。言語政策に限らず、ことばに関するさまざまな事象で気づいた点を語っていきます。
英語学習の姉妹サイトがあります。
英語の授業の時に、学生たちがどこで躓いたかメモを取ってきました。そのメモをもとに、サイト、「英語にチャレンジする」を開設しました。学生のみなさんには、参考となる事柄が多いのではと思います。一般の人にも、もちろん、有益なサイトです。是非とも訪問してください。
授業のための資料提供のサイトがあります。
これは授業で用いる資料を掲示しています。授業を欠席して配布資料を入手できなかった学生はここ「学生と考える英語教育」を訪問して資料を入手してください。なお、パスワードをかけてある資料もありますが、授業で伝えたパスワードを用いてください。Sitemaps へ行くことで各資料へとアクセスできます。
フィリピン研究のサイトも訪問してください。
また、フィリピンの社会と文化にも関心あります。そのサイト、「フィリピンの社会と文化を考える」があります。私自身はフィリピン関係の資料をいくつか持っています。徐々にそれらの資料を、このサイトに掲載していこうと考えています。
皆様の研究のお役にたてばと願っています。
いままで長年の研究生活の中でいろいろな資料やアイデアを Evernote とDropbox に蓄えてきました。しかし、60歳の半ばを過ぎて、それらを活用する時間はもう私の人生には残されていないようです。Evernote とDropbox の中の資料は雑然としています。そのままの形では活用できそうもないので、できるだけ急いで整理整頓して、このサイトにて提示したいと思います。
若い研究者の方や学生の皆さんがこのサイトで提示されたことを参考にしていただければと思います。
ブログに何かを書くのが私の趣味です。
普段の生活の中で思いついたことを Evernote に書き込んだり、面白そうな場面を見れば写真に撮ったりしています。それらを自宅に戻ってから、整理整頓しながらブログに投稿していくこと、これは結構楽しい作業です。
なお、このブログはリンクフリーです。また、リンクしたことをメールで連絡する必要もありません。私の文章は自由に引用して構いません。なお、2016年11月06日に、ブログの記事のURL体系を変更しました。そのために、リンク切れになっている場合は、恐れ入りますが、再度リンクしてください。
コロナの蔓延について
コロナウイルスの蔓延が今世界の最大の問題となっています。教育界にも大きな影響を与えています。私自身も慣れないながら、Zoomを使った授業を行ったり、オンラインで面接をしたりしています。英語教育でも、授業のときに、「それでは、ペアを組んで」とか「4人ぐらいのグループを作って」と指示して、互いにディスカッションさせることが難しくなりました。今この項目を執筆している時点(2021年6月7日)では、第4波が徐々に落ち着いてきていますが、将来は分かりません。もしかしたら、第5波が来るのかもしれません。
教育界はしばらくは亀のように首を引っ込めて嵐の過ぎるのを待つしかないようです。でも、電子機器への関心は非常に高まりました。オンラインでの授業など、私もはじめて行いました。難しいと思っていましたが、やればできるのだな、というのが感想です。とにかく、早くコロナウイルスの蔓延が終息してくれることを願っています。
和歌山のT先生 お久しぶりです。お元気でしょうか。先生は今度、大学で教えられるとのこと、新天地でのご活躍を期待しております。T先生とご一緒に執筆した『日本語が話せないお友達を迎えて』(くろしお出版)は二刷りができあがったようです。私はこの年齢ですが、もう少し頑張ってみたいと思っています。学会などでお目にかかれましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
Dear Professor,
My name is Michele, I come from Italy and I’m writing my MA thesis about Japanese translations of Old English classica.
I’m trying to understand how English philology became an important object of study at the beginning of the 20th century, not only at Keio University, but also in others, like Tokyo Imperial Univesity etc. Do you have information about English courses or Philology courses that were held at the University in those days?
Thank you for your help and sorry for bothering you.
Sincerely,
Michele
Dear Michelle-san,
Thank you for your inquiry, but I regret to say that I know nobody who is knowledgeable about Philology courses held in those days. I am sorry for not being able to help you.
河原先生
ごぶさたしております。研究会でお世話になりました松原です。
先生、いかがお過ごしでしょうか。
私は文字どおり晴耕雨読の生活をしています。
耕すほうは・・・ダイコンとニンジンの種まきを終え、ミニトマトと
ピーマンの苗植えを計画中です。
読むほうは・・・引き続きカフカと格闘しています。4月に前著の続編として
『カフカエスクを超えてーカフカの小篇を読む』を刊行しました。
一冊献上したいと思うのですが、どちらにお送りしたらよいか迷っています。
ご教示お願いいたします。
松原好次
松原先生 晴耕雨読の生活は、のんびりしていいですね。私の方は、老骨に鞭打って、まだ働いています。新しい本を上梓されたとのことおめでとうございます。送っていただけるとのこと、楽しみにしています。
送付先は、勤務先(501-2592 岐阜市太郎丸80番地 岐阜女子大学)に送っていただければと思います。よろしくお願いいたします。
河原先生
早速のご返答ありがとうございます。
一年半かかって漸く続刊を出すことができました。
間もなく後期高齢者というレッテルを貼られるのですが、
読むのも書くのもシンドクなりました。
しかし、第二集を出した途端、第三集の章立てを考えている
自分を発見して溜め息をついています。私以上に妻の溜め息のほうが
深いと思いますが・・・
明日、レターパックで岐阜女子大学に送っておきます。
ご一読いただけたら幸いです。
先生のご健康とご活躍をお祈りいたします。
松原好次
松原先生 御本は先ほど大学に届きました。有り難うございます。週末にかけてゆっくりと読んでみたいと思います。感想は、このブログに記したいと思います。数日、お待ち下さい。
河原先生
届きましたか。安心しました。飛ばし飛ばしに読んでください。松原
松原先生 私のブログに先生の御本の紹介をいたしました。的外れな部分もあるかもしれませんが、その点はご容赦下さい。よろしくお願いいたします。
河原先生
丁寧に読んでいただいただけでなく、身に余る評を頂戴し、恐縮の限りです。私の考えより深いご指摘を受け、なるほどなあと感心してしまいました。
ガンの転移を宣告され、やるせない気持ちをどこに吐き出したらよいか迷っていたとき、「書く」ことに対するカフカの姿勢に出会いました。
第3集の執筆に取りかかりました。「書く」ことが私にとっても「生きる」ことになりそうです。
本当に有り難うございました。末尾になりましたが、河原先生のご活躍をお祈りいたします。
松原好次
松原先生 先生のカフカを丹念に読みながら、人生や世界を考えてゆこうという姿勢に共感いたします。第3集の完成を楽しみにしています。
河原先生
雨の日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
誘われて駄文を書いてみました。『定年後の学問の愉しみ』という本に
河原先生もご興味がおありかと思いまして、一冊献上させてください。
岐阜女子大学宛てに明日発送しておきます。お読み捨てください。
先生のご活躍をお祈りいたします。
松原
松原先生 御本の到着を楽しみにしています。定年後の学問の愉しみ、は、まさに私が求めているテーマのようです。到着したら、また、このブログで報告させてください。
松原先生 今日、御本が届きました。先生の書かれた章はすぐに読みましたが、一応、全員の方の章を読み終えてからコメントしたいと思います。私と同年代の方々で、大学は退職して、今までとは異なる視点で自分の研究してきた学問を見直そうという人が多いようです。私の今置かれている立場と似ている点もあり、これからの自分の生き方の参考にしようと思っています。読了後に、このブログにてコメントしたいと思います。
河原先生
届きましたか。安心しました。私自身、上手く書けなかったのですが、
ご一読いただけたら幸いです。
松原
河原先生
届きましたか。誘われてこの企画に参加したのですが、私自身は上手く書けませんでした。
先生にとってもご関心のあるテーマかと思い、お送りした次第です。ご一読いただけたら幸いです。
松原
河原先生、お久しぶりです。
越谷北高校で2年の時、担任として生活全般を、英語を教わった者です。
先生の略歴の中で越谷北での英語教諭の事は黒歴史にされているようですが、先生にとって北高はそんなに恥ずべき学校だったのでしょうか?
ご連絡ありがとうございます。越北時代ですが、担任だった2年1組の生徒達をはじめ、とても楽しい生徒ばかりで、自分にとっては素晴らしい思い出ばかりです。ただ、英語教師としてみると、あの乏しい英語の知識で、生徒に対して英語をよく教えていたな、と気づき恥いる次第です。今この年齢になってその事が分かります。英語をきちんと勉強して教えるべきだったとの自分の反省です。
昭和59年度越谷北高校生徒会誌「しらこばと」に先生は「恋愛について」というエッセイを寄稿されています。この年に起きた高部知子氏のいわゆるニャンニャン事件について書かれたもので、私はこの文を読んだ時に先生は埼玉の田舎の高校教師で終わる方ではないなと密かに思ったものです。
卒業生アルバムに3年2組の担任として書かれた言葉
人生は素晴らしい 春夏秋冬です。
春の暖かい日差しの中、まどろんでいた皆さん!
いよいよ 灼熱の夏の大地を疾走する瞬間が来たのです。
あの荒野を走り抜け、流した汗が額にひんやりと感じられる頃、
爽やかな人生の秋の日が来るでしょう。
30数年経っても 摩耗することのない素晴らしいお言葉だと思います
その次の頁に寄稿されていたのが同じ英語のS先生、30年後の今読んでもつまらない文章です。そのS先生、数年前に退職されたそうで、月日の経つのはとても速いと感じます。
手元に卒業アルバムがありましたので見直してみました。皆さんが若いこと、若いこと、感動です。そんな皆さんも今は50代か?そろそろ還暦も見えてくる年齢になったのでは!? アルバムの文章では、人生を春夏秋冬に喩えましたが、皆さんは今は秋の季節でしょうか。会社でも、中枢となって活躍ではと思います。一方で、私は冬の季節にいます。冬の季節の次はどうなりますか?ゆっくりと朽ちて、静かに「その日」を待っしかないようです。 同級生の皆様にもよろしくお伝えください。
越谷北高校の同級生との付き合いは全くありません。先生に担任として お世話になったのは16から17歳の頃だと思いますが、今や56歳になろうとしています。高校生当時大人の人の年齢には全く興味がなかったので、先生は一体今何歳なのか分かりません。先生が生きていた昭和の時代と違って、現在は年功序列で年を取れば会社の中枢を占めるというわけでもありません。先生のような成功や社会的地位を得ることは私人生においてありませんでしたが、振り返ってみればそれなりに楽しかったんじゃないかと思います。高校生の時は 英語の授業、ほとんど寝ておりました 先生の授業も全く覚えておりません。しかし 大人になって インド人やらミャンマー人やらとその他の人々英語で話さなければならない機会があったので一般の人よりは英語を喋れるようにはなりました。文法 や発音はめちゃくちゃですが。
昔と比べると日本社会もかなり変わりました。あの頃は、日本の経済成長の著しい時代であって、毎年給料があがり、未来は少なくとも現代よりはバラ色だろうと予想することができる時代でした。時代が楽観的な時代であって、その頃の高校生だった人たちも少なからず時代の恩恵を受けていたのだろうと思います。会社に入っても年功序列で自動的に給料も地位も上がっていく時代でした。いまは、少子高齢化社会で、社会を支えてくれる若者が少なくなった。今、56歳とのことですが、逆に考えれば、いつまでも社会は50代、60代の人を必要としてくれているとも考えられます。昔ならば、早く引退しろという圧力がかかっていたでしょうが、今は年寄りでも長く働け、という時代です。56歳という年齢、世の中のことも分かるようになり、お金もそこそこある年齢ではないでしょうか。是非とも、56歳という年齢を楽しんで下さい。私は72歳という年齢ですが、ゆっくりと時間を味わいながら生きていこうと思っています。