最近は、生成AIの威力について同僚の方と話す機会が増えた。この調子でAIが力を付けていくと、修士論文や博士論文などはAIが書いたのか、本人が書いたのか分からなくなってくる。査読をする人も何とも判断がつきかねることが多々あると思う。それを防ぐには、デフエンスの時に、しつこく質問をすることだと思う。どこかからのネットからコピーしてきた文章ならば、怪しい箇所をGoogle検索すれば,その部分がヒットするので、コピーしてきた文章だと分かる。しかし、AIはそうはいかない。AIが書いた文章かどうかを見きわめる方法はないようだ。

人間が書いた文章ならば、ところどころ誤認、誤字脱字があるだろうから、そうすれば人間が書いた文章だと分かる,という説がある。しかし、そうなると、わざと所々間違い箇所を入れて人間の書いたように見せることも、AIならばすぐにできるだろう。つまり、お手上げなのだ。

AIに頼った文章作成は、剽窃にあたるだろうか。厳密に言うと剽窃には当たらない。いや、当たるかな?今までの常識では解決できない世界が突然開けてしまったと言うことだ。

私自身は、毎日、生成AIを利用して、まあ「遊んで」いる。ただ、ただ、その深さには驚く限りだ。

さて、上記の文をCopilotにお願いして書き直してもらった。プロンプトは「この文をきちんとした文にして下さい。論理的におかしな箇所は直して下さい」である。その回答を下に示すが、確かに私の書いた文よりもきちんとして読みやすくなった。前後の文はCopilotからの語りかけだ。

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以下に文章を整え、論理的な流れをより明確にするために修正しました:

最近では、生成AIの技術について同僚と話し合う機会が増えています。このままAIが進化していくと、修士論文や博士論文などの学術的な文章が、AIによって書かれたものなのか、それとも本人が執筆したものなのかを判断するのが難しくなってくる可能性があります。査読を担当する人々も、その判断に悩むことが増えるでしょう。

これを防ぐ方法としては、論文のデフェンス(発表と質疑応答)の際に、執筆者に対して詳細かつ厳密な質問を行うことが挙げられます。例えば、インターネットからコピーされた文章であれば、怪しい箇所をGoogle検索することでその文章の出典が特定できることがあります。しかし、生成AIが作成した文章に関しては、その判定方法が現時点では確立されていないのが現状です。

一部の人々は、誤認や誤字脱字が含まれている文章であれば、それが人間によって書かれた証拠になると主張しています。しかし、そうした誤りを意図的に組み込むことで、AIが人間の執筆物のように見せかけることも可能です。このようにして、最終的には判断が非常に難しくなる、いわゆる「お手上げ」の状況に陥る可能性があります。

また、生成AIを利用した文章作成は、剽窃と見なされるべきでしょうか。厳密には剽窃に当たらないとも言えますが、一方で剽窃と解釈される余地もあるのかもしれません。この問題は、これまでの常識では解決できない、新たな倫理的・社会的課題を提起していると言えるでしょう。

私自身は、日々生成AIを利用しており、いわば「遊んでいる」ような感覚で楽しんでいます。それでも、その技術の深さには驚かされるばかりです。

:修正内容としては、全体の論理的な流れを強化しつつ、曖昧な部分を明確化しました。また、文末表現を統一することで、読みやすさを向上させています。いかがでしょうか?追加の修正や調整が必要でしたらお知らせください!