客観テス卜と主観テスト

客観テスト

:採点者が誰であっても同じ点数が出るテストである。多岐選択式のテストや正誤法(T-F式)テストは正答が決まっていて採点者には左右されない。代表的な客観テストである。一般的に採用されるその他の客観テストとしては、空所補充テスト、クローズ・テスト(テキスト中の単語を数語おきに機械的に消して作るテス卜で、消した部分を埋めさせる)、並べ替えテストや、誤文訂正テストなどがある。

主観テスト

:採点者の主観で点数が与えられるテストである。例としては英作文(自由作文や制限作文)、英文要約(口頭と筆記)、英問英答(自由形式の質疑応答形式)などがある。論述式の場合、このような採点方法が行われると、採点者によって点数に差が出てくる可能性がある。そこで、入学試験などの重大な利害にかかわるテストでは、あらかじめ採点に一定の基準を設けたり、2人以上で採点して採点者全員の平均点を最終結果としたりして、信頼性を高める方法がとられている。